羽村市の特徴
羽村市は東京都北西部にありますが、市の面積が小さく都内でも人口の少ない方に入る街です。多摩川周辺の緑や雑木林に囲まれており、自然に恵まれた環境である半面、市内の居住地域と工場地域がきれいに分かれていて、基本的に閑静な街です。
ここではそんな羽村市の特徴について、人口・観光名所・交通・主要施設などの面から見ていくことにします。
人口
羽村市の人口は、2018年10月1日時点で推計5万5千人であり、市の面積は約9.9平方キロメートルとなっています。また、羽村市の人口密度は5,574人/平方キロメートルであり、この数値は東京都にある市区町村では43番目。東京都内の市のなかで人口が最も少ない街でもあります。
観光名所
羽村市は自然に恵まれた環境にあり、「多摩川養殖つり掘場」のように、都会の中でも自然を感じられるスポットがあります。また市内には、「LITTLE CROP」や「パン屋クレメル」などのダイニングバーや、パン屋も出店しています。
主要施設
多摩川沿いには芝生の「堰下(せきした)レクリエーション広場」があり、バーベキューやキャンプファイヤーを楽しめます。また、八景島シーパラダイスを手掛けた「株式会社横浜八景島」が運営している「羽村市動物公園」では、数多くの動物たちを見ることができます。
交通
市内にはJR青梅線とJR八高線が通っていますが、八高線の駅は羽村市内にはなく、実質的に利用できる鉄道交通は青梅線だけです。しかし、鉄道の少なさに対し、奥多摩街道や新奥多摩街道、羽村街道など、街には数多くの道路が通っています。
羽村市の特色
"羽村市は多摩川上流の左岸にあり、自然に恵まれた地域ですが、その一方でアメリカ軍横田基地が近くに存在します。
ここでは羽村市の生活環境や周辺環境などについて解説します。
水道水は地下水をくみ上げたもの
羽村市では1961年2月から、この地域を流れる良質な地下水をくみ上げ、水道水として提供しています。その地下水は加熱処理を経てペットボトルに詰められ、「水はむら」として、2007年から10年以上販売されています。
治安
羽村市は都心から離れており、繁華街もありませんが、市内の犯罪発生件数は東京都内の26市中20位、犯罪件数を人口で割って出した犯罪発生率は第3位です。しかし、羽村駅前には西友があり、人通りが多いことは確かなので、その地域の集客率は高いと言えるでしょう。
周辺環境
羽村市は基本的に閑静な場所にありますが、近くにはアメリカ軍横田基地があります。また、市内にはパン屋やダイニングバーはありますが、カフェがあまりないので、カフェを出店しようと考えている方は、地元の人たちに喜ばれるかもしれません。
昼夜人口の差が少ない
羽村市内にはカシオ計算機の技術センターや日野自動車などの工場があり、ほかにも数多くの会社が工場を構えています。そのため、通勤で市内に入ってくる人も多く、昼夜人口の差が少ないのだと考えられます。
まとめ
羽村市は面積が小さく人口も少ない街ですが、交通の便もよい場所です。羽村市の特色を踏まえ、羽村市にどのような店舗を出店するのが良いのか考えてみてください。