計画的に整備された緑豊かな街並み
横浜市青葉区は、横浜市の18区の中で最も北西側に位置し、約35平方kmの面積を持つ行政区です。これは18行政区で2番目に広い面積となっています。また、人口は約31万人と、こちらも横浜市の区で2番目に多い数字となっています。
横浜市の中で北西に位置することから、渋谷や新宿など副都心までのアクセスもよく、こういった点も人気の理由でしょう。鉄道は、東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーライン、東急こどもの国線が乗り入れており、通る駅は、あざみ野駅、たまプラーザ駅、市が尾駅、江田駅、青葉台駅、田奈駅、藤が丘駅、恩田駅、こどもの国駅があります。
また、青葉区は、街路樹の多さ、公園の多さどちらも横浜市内で1位を誇ります。青葉区の名前の通り緑が豊かな街だということがわかります。農業も盛んで、果樹の栽培農家数や田の経営耕地面積も横浜市内で1位となっています。
教育に関しても、区内に6つの大学キャンパスがあり横浜市内で最も多い学園都市という顔も持ちます。区の東側に國學院大學、南側に星槎大学、西側に玉川大学、北側に桐蔭横浜大学、北西側に日本体育大学と横浜美術大学と、区の全域に大学が点在しています。
青葉区にある複数のエリアは東京のベッドタウンとして計画的に整備された経緯もあり、美しく整った街並みが人気を集めています。緑と教育、落ち着いた雰囲気があり住環境としても人気で、商業地区には学生からファミリー層が多く見かけられます。
このように人気の高い青葉区の中から、特に注目度の高い3つのエリアについてご紹介していきます。
青葉区で人の集まる3つの注目地点
青葉区には人が多く集まり、注目度も高い3つの地域があります。
その1つが、青葉区の北東側に位置する「たまプラーザ」です。開放感たっぷりのたまプラーザ駅にはたまプラーザテラスが隣接し、周辺には大型商業施設も立ち並び、青葉区東部の商業スポットとして人気のエリアです。
カフェやレストランも充実しており、沿道にはオープンテラスの飲食店も多いのが特徴です。また、たまプラーザからあざみ野にかけての地域はブランドエリアとして高級住宅街が広がり、おしゃれで多少高単価な飲食店も受け入れられやすい雰囲気があります。
2つ目は、青葉区の中心部に位置する「青葉台駅」周辺のエリアで、青葉区の中心的商業地でもあります。大型商業施設が集中しているほか、コンサートホール「フィリアホール」もありコンサート開催時には多くの人が集まるスポットです。
カフェやレストラン、ラーメン店、中華料理、定食屋など多様な飲食店に加え居酒屋も多く、昼から夜まで人通りが絶えないエリアです。青葉区の中であらゆるジャンルの飲食店がひしめく激戦区と言えます。
3つ目は、「こどもの国」の周辺のエリアです。こどもの国は、自然の中にミニSLや100mを超すローラー滑り台などたくさんの子どもの遊び場がある、ファミリーに人気のレジャースポットです。
大型遊具やサイクリングコース、動物とふれあえる牧場などのほか、650本の梅の木、桜やツバキなど季節の花も楽しめます。こどもの国には日体大・横浜美大のキャンパスが隣接し、園内には学生が散策する姿もよく見かけられます。
周辺には大型商業施設があり、カフェやファミリーレストランがある他、学生が多いこともありラーメン店やファーストフード点も多いのが特徴です。青葉区の北西側のショッピング・グルメスポットとして注目されています。
ファミリー層から学生まで、青葉区の魅力が人を集める
横浜市青葉区が持つ特色と、グルメやショッピングのスポットとして注目度の高い3つの地域をご紹介しました。
青葉区は、住みたい街としても人気が高いたまプラーザや青葉台があり、公園の多さから子育て世代が多い印象があります。その一方で、大学が多数あるため緑が豊かな街並みで明るく学ぶ学生の姿も見かけます。横浜市青葉区で飲食店を新たに開店するなら、ファミリー層や学生向けの店を考えてみるといいかもしれません。