江東区の持つ3つの魅力が人気の理由
江東区にはおよそ52万人の人口があり、約26万7千の世帯数があります。人口は23区で8位、「住みたい区」として常に上位に入っています。その理由はどこにあるのでしょうか。
江東区は東京23区の東部、隅田川河口と荒川河口に挟まれる位置にあります。北側では墨田区と隣接し、南側は東京湾の埋め立て地を広く含みます。南北に細長い形をしている江東区の中央部は東京駅まで数キロメートルの距離にあります。
江東区はこのように都心に近く、さらに交通面でも高い利便性のあるエリアです。江東区には10もの路線が走り、東京駅や渋谷、新宿、池袋にもアクセスしやすい環境にあります。これが江東区の持つ魅力の1つ目です。
次にご紹介する江東区の魅力、それは公園が充実していることです。江東区は公園面積が23区で2番目に広く、自然が多いという特徴も持つ区です。若洲海浜公園と江東区立若洲公園、木場公園、大島小松川公園など人気の公園がたくさんあり、週末には家族連れを中心に多くの人が訪れます。
そして、3つ目の魅力は子育ての環境が整っていることです。江東区は子育て支援を前面に掲げ、よりよい子育て環境のために制度と施設の充実を進めています。また、子どもの交通事故が最も少ない区でもあります。これは、子育て世代が集まることで、子どもを見守る環境が整い、さらに子育て世代からの人気を集めるという、いい循環ができ上がっているからではないでしょうか。
都心に近く交通の利便性が高く、都内でも人気の高い公園が多数あり、子育ての環境が充実している。この3つの魅力が、江東区を「住みたい街」として人気にしている理由です。
江東区の3つの地区にはそれぞれの表情
江東区は大きく3つのエリアに分けられます。区内中央を南北に走る横十間川から東側、荒川との間の「城東エリア」。横十間川の西側で隅田川との間が「深川エリア」。南側に広がる埋め立て地の「湾岸エリア」です。
"城東エリアには歴史の深い寺社があります。歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれた亀戸天神社、都内最古の「芭蕉の句碑」があり萩の名所として知られる龍眼寺などが有名です。また、砂町商店街のような下町の風情を味わえる人気のスポットもあり、江東区の歴史観光と下町見聞にはもってこいのエリアです。
城東エリアが時の移り変わりを感じられるのに対し、深川エリアは江戸の文化を凝縮したようなエリアです。その代表的なイベントが、富岡八幡宮を中心に執り行われる深川八幡祭。120以上の神輿(みこし)が繰り出し、担ぎ手と見物客で一帯が埋め尽くされます。
一方、湾岸エリアは臨海副都心開発により生まれた近未来的なエリアです。有明、青海を含み、ショッピング・観光・ビジネスの新しい街としてにぎわっています。夢の島や若洲、辰巳など、都内でも人気の高い公園が充実した一帯もあります。
歴史観光・下町風情の城東エリア、江戸文化の深川エリア、近代ビジネスの湾岸エリア。江東区に店舗を構えるなら、これら3つのエリアの特色に合う商品・サービスがおすすめです。また、江東区は全域が子育て世代に人気の高いエリアであることも、場所選びやサービス内容の重要なヒントになるかもしれません。
住むのも行くのも人気の江東区
江東区が住みたい区として人気の理由と、それぞれのエリアの特色をご紹介しました。
江東区は住みたい場所としても人気なだけでなく、都内からのショッピングでも人気の高い区です。また、国内外からの観光客も多く訪れる場所でもあります。お店を構えるときには、それぞれのエリアの特色を考慮して場所選びをしましょう。
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