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ふわふわパンケーキが人気のレストラン「Balcony by 6th」が有楽町から麻布台ヒルズに移転オープン!

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2023年10月22日をもって閉店した有楽町にあったレストラン「6th by ORIENTAL HOTEL(シクスバイオリエンタルホテル)」が、麻布台ヒルズに場所を変え新たにオープンしました。以前から人気だったパンケーキを初めとしたスイーツメニューは、新店でも引き続き提供しているようです。改めて店名も新しくなった「Balcony by 6TH(バルコニーバイシクス)」の看板スイーツと、新しくなった店内の様子を調査してきました!
 
株式会社Plan・Do・Seeが運営している「6th by ORIENTAL HOTEL(シクスバイオリエンタルホテル)」は、神戸オリエンタルホテルのメインダイニングが東京にできたら…というコンセプトで生まれたレストランです。神戸オリエンタルホテルは、1870年に創業しました。旧外国人居留地に誕生した、日本最古のホテルとなっています。当時は神戸開港が行われ多くの外国人が出入りしており、異国の文化が流入していました。神戸オリエンタルホテルは、そんな当時の面影を残した雰囲気で親しまれているホテルです。
 
有楽町につくられた「6th by ORIENTAL HOTEL(シクスバイオリエンタルホテル)」もそのエッセンスを取り入れており、異国風の内装や空間を味わえるのが魅力のレストランでした。
 
店内の雰囲気に加え、充実したカフェメニューも人気で、とくに「6th パンケーキ」がSNSを中心にバズり話題を呼んでいました。「6th パンケーキ」のほかにも、数量限定の「バスクチーズケーキ」、「白いプリン」といったカフェメニューも、TikTokやInstagramを中心に人気を集めていました。
 
ですが、建物の再開発により「6th by ORIENTAL HOTEL(シクスバイオリエンタルホテル)」は2023年10月22日に閉店。その後2023年11月24日、麻布台ヒルズ森JPタワータワープラザの開業と同時にオープンしました。
 

 
麻布台ヒルズはオフィスや商業施設が入った複合施設となっており、麻布台ヒルズ森JPタワータワープラザ、麻布台レジデンスA、B、ガーデンプラザA、B、C、Dの建物からなるコンパクトシティです。
 
2023年12月7日現在、すべての施設がオープンしているわけではなく、地下1階の約4000m²の敷地には「麻布台ヒルズマーケット」が2024年1月に誕生予定です。そこには34の専門店が出展予定で、スイーツから惣菜まで取り揃えられます。商店会を通して、プロジェクトやラボ活動も行われるようです。
 
また、2022年8月31日までお台場で開業していた「エプソン チームラボボーダレス」は、2024年2月上旬にこの麻布台ヒルズに移転オープンする予定です。続々と新店の開業が控えており、麻布台ヒルズは新たな商業スポットとして勢いを増していく予感がします。
 

 
「Balcony by 6TH(バルコニーバイシクス)」が入っている麻布台ヒルズ森JPタワータワープラザです。地下1階から地上4階の低層階に、ショップやレストランが入っています。フロアの中央が吹き抜けになっており、その周りを取り囲むように店舗が並んでいます。
 

 
3階は、レストランフロアとなっています。約20店舗のレストランが集結しているメインダイニングです。株式会社Plan・Do・Seeは、「Balcony by 6TH(バルコニーバイシクス)」のほかにも、同フロアに「おちあいろう ステーキハウス東京」、「鮨麻布」、「The Lovers’ Lounge」もオープンしています。
 

 
筆者が訪れたのは平日木曜日のランチタイムだったのですが、店によっては行列ができている店もありました。なかには昼間でありながらも夜のバーの雰囲気で楽しめるお店もあり、仕事をしている人やアルコールを楽しんでいる人、コーヒーを飲んでいる人など、自由な過ごし方をしているお客さまが多かったです。
 

 
「Balcony by 6TH(バルコニーバイシクス)」は筆者が訪ねた日はほぼ満席で、予約をしないと入店するのが難しいくらいの混雑ぶりでした。開店して間もないこともあり、しばらくのあいだは予約必須だと考えられます。
 
スタッフの方は、外国のお客さまにも十分対応できる状態になっていました。麻布台ヒルズに来ているお客さまも半分くらいは外国の人なのではないかというくらいさまざまな国の人が来店しており、麻布台ヒルズはちょっとした観光地と化しているのかと考えられます。
 

 
店内は中央がオープンキッチンになっています。ガラス張りになっているキッチンと、仕切りがないキッチンの2種類があり、煙が上がる様子なども見ることができます。食事をしながら、厨房のライブ感が楽しめます。目の前で調理しているところを見たいのであれば、厨房の目の前のカウンター席を予約することをおすすめします。
 
外にはバルコニー席もあり、開放感を感じながら食事をしたい人にはそちらもおすすめです。冬でもストーブが完備されているので、寒さを気にする必要はあまりありません。室内でも窓際の席に座れば大きな窓で外の景色が楽しめるので、席によって違った楽しみ方をすることができます。
 

 
以前営業していた有楽町の店舗は、店内に船のレプリカなどが飾られており西洋感が強い雰囲気だったようですが、それに比べて麻布台ヒルズの店舗は西洋感が少し薄まった雰囲気に感じました。どちらかというとシックなホテルのレストランという感じで、入りやすさと開放感がある雰囲気です。
 
客層は20代から40代の女性がほとんどでした。夜になると客層も変わるのかもしれませんが、平日の日中は、近くで勤務していてランチをしにきた女性や、紅茶やノンアルコールカクテルを注文しお茶をしに来ている女性、デザートをシェアして楽しんでいる女性が多く利用していました。
 

 
筆者は今回席だけの予約にしたのですが、昼は【前菜+ パスタ + メイン+デザート】ブレッド・コーヒー 紅茶付きのランチコース(5000円)、夜は【アミューズ+前菜+温前菜+パスタ+メイン+デザート】のディナーコース(6800円)、フリードリンク付きのディナーコース(9800円)、パティシエ特製デザートプレート(3000円)から選ぶことができます。
 

 
今回は、有楽町で営業していたときにも話題になっていた「6th パンケーキ(1600円)」にトッピングで「バニラアイスクリーム(200円)」、「ベースラインコーヒー(800円)」を注文しました。
 
以前の店舗で話題になっていた数量限定の「バスクチーズケーキ」は販売していましたが、「白いプリン」は現在販売していないようです。
 
パンケーキはおおよそ15分くらいで到着しました。食感はとにかくふわふわで、2枚で十分お腹いっぱいになるボリューム感です。バターがたっぷりと乗っているので、満足感もあります。アイスとバターの組み合わせでこってりしているように見えますが、一つひとつが甘すぎないため、くどさを感じることはありません。
 

おわりに

「Balcony by 6TH(バルコニーバイシクス)」の魅力は伝わりましたでしょうか?これからますます盛り上がりを見せる麻布台ヒルズに期待が高まります。ぜひ新たなレストランも訪れてみてはいかがでしょうか。RESTAでは麻布台ヒルズの記事も掲載していますので、そちらもぜひご覧ください。
 
【店舗情報の詳細・ご予約はこちらから
 

取材・文 はるまきもえ 

 

 

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