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新規・リピーター別飲食店の集客方法11選│業界に共通する課題・集客のコツを解説

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飲食店の集客に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。飲食店向けの集客方法は、数多くあります。しかし、それぞれの特徴を把握したうえで適切な方法を選ばなければ、売上には反映されません。ここでは、飲食業界が抱える課題に触れつつ、集客方法や集客のコツなどを解説します。ぜひ、参考にしてください。
 


 

◆売上向上につなげる飲食店の集客2ステップ

売上向上に向け、まずは新規顧客を獲得し、リピーターへと育てましょう。飲食店が集客する2ステップを解説します。
 

◇1.新規顧客獲得を目的とした集客

新規顧客獲得を目的とした集客は、ターゲットに店舗の存在を認知してもらい、ぜひ行ってみたいと考えてもらうことです。店名や飲食店のジャンル、住所、営業時間など基本的な情報はもちろん、訪問するメリットを分かりやすくアピールしましょう。
 

◇2.リピーター獲得を目的とした集客

店舗を訪れたお客さまにリピーターになってもらえると、売上が安定します。お客さまの連絡先を入手して、また店舗に行きたいと思ってもらえるようなメッセージを送りましょう。
 

◆飲食店の集客の課題

飲食店の集客の課題として、大規模感染症への対応と、顧客情報を入手する難しさに触れつつ解説します。
 

◇大規模感染症による変化を受け入れなくてはならない

大規模感染症の蔓延により、店舗の客層や、お客さまが店舗に希望する内容は変わりました。集客を成功させるには、現状を知り、世の中の変化に対応する必要があります。
 
例えば、ビジネス街の飲食店ならば、以前は利用者の多くを会社員が占めていたかもしれません。しかし、大規模感染症を避けるべくリモートワークが浸透した結果、現在の客層は周辺住民や観光客などにシフトしている可能性があります。
 
また、感染を避けたい気持ちから、デリバリーやテイクアウトなどの対応を求めるお客さまが増えています。飲食店の状況を把握し、集客方法を検討しましょう。
 

◇店舗経営が忙しく顧客情報を入手しにくい

リピート客を獲得しようとしても、お客さまの連絡先が分からなければ、再来店を促すメッセージを送れません。しかし、多くの飲食店は日々の業務で忙しく、お客さまへの声かけが難しい状態です。また、名刺などで連絡先を教えてもらっても、情報を整理する時間を取れずに、メッセージを送れていない店舗も見られます。
 

◆飲食店の集客の前に必要なこと

具体的な集客計画を立てる前に、飲食店のコンセプトと、ターゲットのペルソナを決めておきましょう。
 

◇店舗のコンセプトを確認する

まずは店舗のコンセプトを振り返りましょう。店舗のコンセプトが明確でなければ、来店してほしいターゲットや、ターゲットの心に響く具体的な集客方法が決まりません。
 
関連記事:目指せ!繁盛店!「どんなお店にしたいか、何をどう売るのか」飲食店のコンセプトの決め方とは
 

◇集客するターゲットのペルソナを決める

集客に関する戦略を練るには、ターゲットの詳細なペルソナが必要です。ペルソナ設定では、ターゲットの年齢や性別、家族構成、勤め先など、さまざまな情報を細かく決定します。
 
関連記事:良い店の定義とは 「商品」「接客」「雰囲気」のバランスを取る
 

◆【新規顧客獲得】飲食店の集客方法9選

新規顧客獲得に向けた飲食店の集客方法を、メリット・デメリットに触れつつ紹介します。
 

◇1.SNS

SNSには、Twitter・Instagram・LINEなどが挙げられます。SNSは無料で始められる集客方法で、投稿が拡散されればコストをかけずに集客力を高められます。ただし、SNSの集客力はフォロワー数に影響するため、集客効果を得るまで根気よくアカウントを育てる必要があります。また、不用意な投稿は炎上する恐れがあるため、投稿内容は精査しましょう。
 
関連記事:最低限おさえておくべきSNSの基本
 

◇2.ホームページ

ホームページでは、デザインや掲載する情報を細かく飲食店側で設定でき、ライバルとの差別化が可能です。また、ホームページがあると、お客さまから信頼されやすくなります。
 
ホームページ作成ツールを使えば、無料でホームページを作れます。ただし、運用を効率化して、集客力を高めるにはコストがかさみます。認知され、アクセスが集まるまでに時間がかかることも、ホームページ作成のデメリットといえるでしょう。
 
関連記事:自社のホームページの役割とは?作成時に押さえておきたいポイント5
 

◇3.グルメサイト

ここでのグルメサイトとは、「食べログ」や「ぐるなび」などのサービスです。グルメサイトには目的別の検索機能があり、ターゲットに効果的なアプローチができます。グルメサイト経由で予約できれば、ユーザビリティも高まります。一方、グルメサイトのルールにもよりますが、悪い口コミを削除できない場合もあるため注意してください。また、グルメサイトを使うには、掲載料もかかります。
 

◇4.店頭の呼び込み

店頭の呼び込みとは、開店時にスタッフが店頭に立ち、周囲の人々を店舗へ誘うことです。メニューを書いた黒板などを設置しておくと、呼び込みの効果が高まります。利用する飲食店を決めていない人に対して、呼び込みは大いに効果を発揮します。一方、日々呼び込みを行うには、スタッフに余裕がなければいけません。また、呼び込みに不慣れなスタッフを立たせると、集客の妨げになる恐れがあります。
 

◇5.オンラインの広告

オンラインの広告は、リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告・アプリ広告などを指します。オンラインの広告はターゲットを絞って配信できるため、即効性が期待できます。一方、オンラインの広告はコストがかかります。費用対効果を高めるには、ターゲットを明確に設定して利用しましょう。
 

◇6.オフラインの広告

オフラインの広告には、看板・チラシ・雑誌や新聞での広告掲載などがあります。オフラインの広告は、インターネットを使用しないユーザーを取り込む際に効果的です。ただし、オンラインの広告と同じく、オフラインの広告もコスト面を意識しなければなりません。広告掲載期間が長いほどコストがかかるため、掲載のタイミングを見計らう必要があります。
 

◇7.口コミ

口コミは、飲食店を利用したお客さまが発信する情報です。飲食店から発信される情報と比べると、第三者からの口コミは信憑性が高く、人々への訴求力が見込めます。一方、事実とは異なる口コミがSNSなどで拡散されるリスクもあるため、飲食店は口コミにアンテナを張り、迅速に対応することが不可欠です。
 

◇8.イベントやキャンペーン

イベントやキャンペーンなどの催しを開催すると、ターゲット層と異なるお客さまを呼び込める可能性があります。イベントやキャンペーンはSNSとの相性がよく、拡散されると集客効果が高まります。イベントの広告を出す場合は、コストがかかることを理解しておきましょう。しかしイベントに人々を呼び込むには、事前に認知されなければいけません。広告のコストを惜しむと、十分な集客効果を得られない場合があります。
 

◇9.Googleのツール

Google ビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)に登録すると、Googleの検索結果やGoogleマップ上に、飲食店の住所や写真、サービス内容など多くの情報を掲載可能です。Google ビジネス プロフィールは無料で利用でき、一定の集客効果が期待できます。ただし、掲載情報と事実に相違があれば、お客さまに不信感を持たれてしまいます。掲載情報の鮮度を保つために、こまめな更新を心がけましょう。
 

◆【リピーター獲得】飲食店の集客方法2選

リピーター獲得に向けた集客方法として、メルマガやダイレクトメールを使う方法と、ポイントカードなどを使う方法を紹介します。
 

◇1.メルマガやダイレクトメール

メルマガやダイレクトメールは手軽に取り組みやすい集客方法です。メッセージの際にクーポンを送付すると再来店につながりやすく、顧客の囲い込みが可能です。ただし、メルマガやダイレクトメールを送るには、顧客情報としてメールアドレスや住所を入手する必要があります。また、ダイレクトメールの場合は、発送にあたり郵便物と同等の費用がかかります。
 

◇2.ポイントカード・スマートフォンアプリ

ポイントカード・スマートフォンアプリは、低コストで始められ、リピーターを獲得しやすい点がメリットといえます。ポイントカードを紛失したり忘れたりするお客さまもいるため、スマートフォンアプリに絞るなど、店舗ごとに管理方法を工夫しましょう。また、適切な特典を設定して、ポイントを貯める魅力を感じてもらうことも重要です。
 

◆飲食店が集客力を高めるポイント

他の業界とは異なる、飲食店ならではの集客力を高めるポイントを解説します。
 

◇1.QSCを意識する

QSCは、以下の3つの言葉の頭文字から生まれた言葉です。
 
・Quality(クオリティ)
・Service(サービス)
・Cleanliness(クレンリネス)
 
QSCを意識する飲食店は、顧客満足度が向上し、リピーターを獲得しやすくなります。
 

◇2.顧客満足度を保ちつつ利益を上げる工夫をする

飲食店経営において、利益を守りつつ顧客満足度を保つことは重要です。原価率の低い商品を多く提供するほど、利益は増えます。しかし、顧客満足度が低下すれば、いずれ経営は傾くと予想されます。原価率の高いメニューと低いメニューをうまく組み合わせて、集客に悪影響が及ばない戦略を考えましょう。
 

◇3.店名にジャンルを取り入れる

「イタリアン食堂○○」「寿司の○○」など、店名にジャンルが反映されていると、お客さまにどのような飲食店か想像してもらえます。飲食店のコンセプトにもよりますが、必要に応じて店名の見直しを検討するとよいでしょう。
 
関連記事:店名で惹きつける!飲食店の名前の付け方あれこれ
 

◇4.集客方法は複数駆使する

複数の集客方法を駆使しましょう。それぞれの集客方法にはメリット・デメリットがあるため、複数の集客方法を並行してデメリットを補う必要があります。また、ターゲットごとに馴染みのある媒体は変わるため、集客方法を増やせば顧客層の拡大も図れます。
 

◆飲食店の集客成功事例

飲食店の集客成功事例を解説します。集客の目的別に紹介するため、参考にしてください。
 

◇焼肉フランチャイズチェーンの事例

こちらは新規顧客獲得を目的とした事例です。とある焼肉フランチャイズチェーンは、「2月29日の肉の日」のように、「肉」にちなんだキャンペーンを定期的に実施しています。人気メニューが割安な価格で提供されるなど、キャンペーン期間中には、ぜひ来店したいと思わせる施策が展開されます。
 

◇カフェチェーンの事例

こちらはリピーター獲得を目的とした事例です。とあるカフェチェーンは、LINEの公式アカウントを使ったショップカードを通じて、お客さまに各店舗の営業時間や新メニュー、キャンペーンなどの情報を発信しています。配信メッセージの開封率は高く、リピーター獲得に大いに貢献しました。
 

◆まとめ

今回紹介した集客方法や事例を参考に、複数の集客方法を並行して売上を伸ばしましょう。店舗のコンセプトとターゲットのペルソナを明確にすると、効果的な施策を立てられます。飲食店の集客から物件探し、運営、トラブル対応などにお悩みの際は、専門家への相談がおすすめです。
 
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