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都電荒川線の画像

東京の路面電車「都電荒川線」。新旧が入り混じる沿線の魅力

都電荒川線は、東京都交通局が管轄し、三ノ輪橋駅~早稲田駅間を走行する路線です。東京都内で唯一街中を走る路面電車として、多くのファンがいます。荒川一中前駅、町屋駅、庚申塚駅、巣鴨新田駅、鬼子母神前駅など下町情緒が漂う街並みを車窓から眺め、ノスタルジックな気分に浸れます。都内観光でも人気の路線、都電荒川線沿線の魅力を紹介します。

東京の下町と自然を楽しめる路線

都電荒川線の路線図

都電荒川線は、東京都荒川区三ノ輪橋から東京都新宿区早稲田まで、12.2kmの区間、30カ所の駅(停留所)を走行する路線です。開業は明治44年(1911年)。

最盛期には41系統もの路面電車が存在していましたが、現在は世田谷線との2路線のみが残っています。ただ、世田谷線は道路に併設されている軌道がないため、荒川線は昔ながらの風情が残る唯一の電車として親しまれています。

車の多い現代の東京では何かと課題もある路面電車ですが、沿線住民などの強い存続要望により生き残ってきました。運転所要時分は56分。1時間弱で都内を巡る観光路線として、外国人観光客からも人気です。

東京都内北部のあまり開発の手が入っていない区間を通るため、レトロで素朴な風情を楽しめます。下町、神社、自然の残る公園が間近に感じられる庶民的な都電荒川線。平成29年(2017年)4月、「東京さくらトラム」という愛称が与えられました。

三ノ輪橋駅~町屋駅前駅周辺は、庶民的なにぎわいを見せる

都電荒川線の起点となる三ノ輪橋駅周辺は、下町らしい活気に満ちています。三ノ輪橋駅には東京メトロ日比谷線の駅があり、乗り継ぎが可能です。

駅前にある全長約500mのアーケード商店「ジョイフル三ノ輪」が、近隣住民の日々の暮らしを支えます。「荒川公園」「荒川自然公園」「尾久の原公園」など、自然に親しめる公園も多数。下町の古い住宅街が続くエリアです。

町屋駅前駅は都電荒川線以外に、東京メトロ千代田線、京成本線の利用が可能。駅周辺には大小の飲食店や小売店が連なり、活気があります。

住宅街も多くにぎわいのあるエリアという立地から、地元密着型で愛着の持てる店舗に集客が見込まれると予測されます。下町の雰囲気の色濃いエリアですが、飲食店はハイチ、西インド料理など多国籍で意外性のあるカテゴリも人気です。気取らなさ、気軽さをコンセプトにしつつ、面白みのある店舗に集客チャンスありそうです。

三ノ輪駅2km圏内人口は約24万人、1人世帯比率は約45.6%。住民層は30~39歳人口比率がもっとも高くなっています。

このエリアの主なランドマークには、「三ノ輪橋おもいで館」「ジョイフル三ノ輪」「三峯神社と袈裟塚の耳無不動」などがあります。

シニアの街巣鴨にも近い、新庚申塚駅~大塚駅前駅周辺

新庚申塚駅近くには「お岩通り」が通っており、東海道四谷怪談で知られるお岩の墓のある妙行寺が近くにあります。かつては大小の商店街が存在していましたが、現在では住宅エリアとしての要素が強くなっています。

庚申塚駅・巣鴨新田駅で下車すると「シニアの原宿」として人気の巣鴨地蔵通商店街や、とげぬき地蔵のある高岩寺があり、平日でも多くの人でにぎわっています。年齢層の高い街というイメージですが、意外にも若者人気も高く、多様な観光客の姿があります。また、古くから残る味の老舗が多数あるグルメの街としても知られています。

巣鴨新田駅〜向原駅間で山手線と交差しており、見上げると高架を走行する電車をチェックできます。

住宅地としての性格も強いエリアで、独り暮らしのサラリーマンも多く住んでいます。巣鴨やその他集客ポイントの客をターゲットとした昼向けの店舗、帰宅者やサラリーマン向けの夜間向けの店舗など、多様な方向性を探ることができそうです。ただし、「おいしいものが多いエリア」のイメージが強いため、高レベルでの店づくりがポイントとなるでしょう。

周辺のランドマークには、「巣鴨地蔵通り商店街」「六義園」「東洋文庫ミュージアム」などがあります。

レトロと現代が交差する、東池袋四丁目駅~早稲田駅周辺

東池袋四丁目駅は、サンシャインシティへの最寄り駅となっています。池袋からサンシャインへの道は、昼夜を問わず人の流れが多く、サブカルの地として全国からの集客が見込めるエリアです。

鬼子母神前駅は室町に建立され、江戸時代の小説などにも良く登場する地名として知られます。大鳥神社では「雑司ヶ谷手創り市」が月1回開催され、多数の客でにぎわいます。また、鬼子母神堂の境内には1781年創業の、日本一古い駄菓子屋・上川口屋があり、こちら目当てで訪れる家族連れも多いです。

終点となる早稲田駅周辺には神田川、早稲田大学の「大隈庭園」をはじめ、緑があふれています。早稲田駅~面影橋駅の桜並木は名所として知られ、春には多くの人が訪れます。早稲田は東京を代表する学生の街であると同時に、ビジネスマンも多いエリア。そのため、さまざまなジャンルの飲食店が出店しています。

若年層を中心にどの層をターゲットにしてもチャンスが見込めるため、より幅広いコンセプトづくりが考えられるでしょう。早稲田駅2km圏内の人口は約23.6万人、昼間人口約44万人。1人世帯比率が約6割で、20~30代の割合が多くなっています。

周辺の主なランドマークは、「サンシャインシティ」などがあります。

まとめ:路面電車から見るいつもと違う都内の風景

都電荒川線は古い歴史を持つ路面電車として、今もなお多くの人から愛されています。全線乗車してもわずか1時間弱ですが、車窓から見える風景からは時代の移り変わりや東京にもまだ身近にある自然を感じられます。のんびりとした路面電車は、海外の観光客からも人気。各エリアの多様な魅力を上手に生かし、路面電車に乗って訪れてみたいと思わせる店舗づくりを目指していくとよいでしょう。

都電荒川線の駅

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