つくばエクスプレスは、秋葉原駅からつくば駅までの20の駅がある区間を、最速45分で結ぶ高速運転を基本とした路線です。全区間において踏切がないこと、揺れの少ないレールを採用していることも特徴で、快適な移動を実現しています。
台東区の秋葉原駅を出発すると、新御徒町駅、浅草駅と続きます。つくばエクスプレスの浅草駅は、都営浅草線の浅草駅や東京メトロ銀座線の浅草駅と離れた場所にあり、雷門から浅草寺までの参道を挟んで反対側に位置しています。浅草駅のあとは荒川区の南千住駅、足立区の北千住駅、青井駅、六町駅と続きます。八潮駅からは埼玉県八潮市に入り、三郷市の三郷中央駅、流山市にある南流山駅、流山セントラルパーク駅、流山おおたかの森駅を通ります。ここから柏市に入り、柏の葉キャンパス駅、柏たなか駅を通ると、守谷市の守谷駅へと続きます。次のみらい平駅からはつくばみらい市に入り、みどりの駅を通過すると、つくば市へと入ります。万博記念公園駅、研究学園駅を通り、終点のつくば駅へと到着します。
このようにつくばエクスプレスは、筑波研究学園都市と東京をつなぎ、沿線の通勤通学、筑波山方面への観光の足と、さまざまな役割を果たしています。
つくばエクスプレスは、沿線の開発も目的として開業しました。そのため、沿線の街は今なお発展を続け、それに伴いつくばエクスプレスの利用者数も増加しています。
このように発展を続ける、つくばエクスプレスの沿線にはどのような街があるのでしょうか。また、利用者数を増やしている魅力とはどのような部分にあるのでしょうか。つくばエクスプレスの沿線を3つの区間に分けて見てみましょう。
秋葉原駅〜六町駅のエリア
秋葉原駅から六町駅までは都内を走るエリアです。この区間は地下を走る部分がほとんどで、地上に出るのは荒川を渡るわずかな時間のみです。
秋葉原駅から浅草駅までの周辺はビジネス街でもあり、ランチを楽しめる店が多い傾向にあります。その一方で、秋葉原や浅草は日本を代表する観光地としての側面も持っているため、国内外から多くの観光客も訪れます。観光客に人気の工夫をこらしたメニューを提供する店も多く、雑誌やテレビで紹介される店もたくさんあります。
北千住は昔ながらの商店街が多いことで有名です。その中の一つ、サンロード商店街は別名宿場町通りともいい、昭和情緒あふれる町並みが残っているのが特徴であり、人気の理由でもあります。ラーメン店や焼き鳥店、カレー店、居酒屋など、気取らずに入れる飲食店が立ち並び、多くのサラリーマンや地元住民、この商店街を目的として訪れた観光客でにぎわっています。
気取らない雰囲気の居酒屋を新たに開店する場合、客足もあるためおすすめのエリアです。
八潮駅〜守谷駅までのエリア
八潮駅からは埼玉県に入り、郊外を走るエリアです。この区間には、密集こそしていないものの、本格的な料理を提供する人気店が多い点が特徴といえます。
流山セントラルパーク駅や柏たなか駅の周辺は、つくばエクスプレスの開業とともに開発が進んだ地区で、比較的新しい街並みです。それに似合うようなフレンチやイタリアンの店があり、都内からのリピーターも多く予約が取りにくい店も少なくありません。ヨーロッパの郊外にあるレストランのような雰囲気で、おいしい本格派の料理を堪能できます。
新しい街並みは今も発展し続けていることからも、飲食店を新規回転する場所としてはおすすめできるエリアです。
みらい平駅〜つくば駅までのエリア
みらい平駅からつくば駅までは、住宅街が続くエリアです。住環境としても人気の高いエリアであることから、今後も人口が増えることが期待でき、街としてもよりにぎわっていくことが予測されます。
研究学園駅の周辺には大型ショッピングセンターがいくつかある一方で、駅前には焼肉店やハンバーグの店など個人経営の飲食店も並びます。
つくば駅の周辺は、ランチの店から居酒屋、中華料理、イタリアンまで、さまざまな飲食店があるのも特徴的です。
研究学園からつくば市の周辺は今なお開発が進み、今後も人口が増えると見込まれるため飲食店を新規開店する場所としても狙い目のエリアといえるでしょう。
つくばエクスプレスの沿線はこれからの可能性がたっぷり
つくばエクスプレスの沿線について、街の特徴と飲食店の情報をご紹介しました。つくばエクスプレスは比較的新しい路線ということもあり、沿線の街は今なお開発が続いています。そのため、それぞれの街がこれからも発展していく可能性を大いに持っていて、今後の人口増も期待されるエリアです。飲食店を新たにオープンする場所としても、大きな可能性を持つ場所といえるでしょう。
03-5468-3550 
