千葉市、船橋市に続く大都市、松戸市の魅力とは？
松戸市は面積61.38平方キロメートルで、人口は496,835人（2022年5月10日現在）。千葉県の県庁所在地である千葉市と、船橋市に続く人口の多さです。
市の西側は、江戸川を挟んで東京都葛飾区と江戸川区、埼玉県三郷市に隣接。また、南側は千葉県市川市、東側は鎌ヶ谷市、北東側は柏市と流山市に隣接しています。
松戸市は昭和18（1943）年、松戸町、高木村、馬橋村の合併により誕生しました。平成30（2018）年に市制75周年を迎えた歴史ある市です。
松戸市の大きな魅力の一つが、交通の便の良さです。市内には、JR武蔵野線、常磐線、新京成電鉄、流鉄流山線、東武アーバンパークライン（東武野田線）、北総鉄道北総線、成田スカイアクセスの7路線が走っています。
駅数にすると、全21駅。JR常磐線は、「松戸駅（新京成電鉄も乗り入れ）」「北松戸駅」「馬橋駅（流鉄流山線も乗り入れ）」「新松戸駅（武蔵野線も乗り入れ）」「北小金駅」。武蔵野線は、「新八柱駅」「東松戸駅（北総線・成田スカイアクセスも乗り入れ）」。新京成電鉄は、「元山駅」「五香駅」「常盤平駅」「八柱駅」「みのり台駅」「松戸新田駅」「上本郷駅」。流鉄流山線は、「小金城趾駅」「幸谷駅」。東武アーバンパークライン（東武野田線）は、「六実駅」。北総鉄道北総線は、「矢切駅」「秋山駅」「東松戸駅」「松飛台駅」が通っています。
鉄道の多さに加え、常磐線と平行に国道6号線。北総線と平行に国道464号線が走っているため、市内はもちろん市外へもどこからでもアクセスが可能です。
住民で最も多い年齢層は、50～54歳、ついで45～49歳、70～74歳、55～59歳と比較的住民の年齢層は高いといえます。
ファミリー、学生など幅広い層へのサービス展開が期待できる
長年に渡り、子育てしやすい町として全国から注目を集めている松戸市ですが、その評価基準は単純に子育て関連施設の充実だけではありません。
「病児・病後児保育施設の充実度」「学童保育が充実しているか」「移住する子育て世帯への支援策があるか」「親のメンタルケアなど子育てをサポートするサービス」などさまざまな観点からの評価です。そのため、子育てファミリー以外にも暮らしやすい町として高い人気を誇っています。
すでに多くの飲食店、雑貨店などはそろっていますが大都市であるがゆえ、ランチや居酒屋系の需要は常に高く、新たな出店のチャンスも少なくはありません。ファミリー向けはもちろん、住民の年齢層が比較的高いため、高齢者が集まれる飲食店の需要も今後さらに高まっていくと予測できます。
松戸市には老若男女が楽しめるスポットも多く、「東松戸ゆいの花公園」「大谷口歴史公園」「戸定が丘歴史公園」「21世紀の森と広場」などには多くの市民でにぎわっています。
大型商業施設は、松戸駅を中心に、「テラスモール松戸」「プラーレ松戸」「ビコティ北小金」など全7店舗。さらに大型スーパーや商店街もあり、どこも活況を呈しています。
また、松戸市には、日本大学松戸歯学部のほか、聖徳大学、千葉大学、流通経済大学のキャンパスがあり、大学生が多く集まる市です。そこで、大学生を対象とした、気軽に入れて値段も安い飲食店カフェ、文具や雑貨店などの需要は高く、今後も出店のチャンスは多いといえるでしょう。
大都市だからこそまだまだ発展の可能性がある松戸市
松戸市は大都市ならではの利便性の良さはもちろん、病院や公園といった公共施設の充実度もほかの市の群を抜いています。そのためこれからさらに人口が増加する可能性も高く、新規出店のチャンスも少なくありません。
大型商業施設に加え、大型スーパー、商店街とすでにショッピングやグルメ需要はないと思われるかもしれません。しかし、人口の多い大都市だからこそ、まだまだ多くの出店チャンスは隠されています。子育て世代向け、高齢者向けなど客層を絞ったアイデアでチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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