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アツアツの“揚げたて生ドーナツ”が食べられる! 大人気店「I’m donut?」原宿店が7月にオープン

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こんにちは、ライターのはるまきもえです。
 
みなさんは『生ドーナツ』を食べたことはありますか?『生ドーナツ』とは、ふわふわとした柔らかい食感ともちもちした生地が魅力のドーナツのことを言います。卵とバターをたっぷりと使用しており、低温で長時間発酵させ、ふわふわの食感を実現しています。
 
今回は、『生ドーナツ』の名店である「I’m donut?」原宿店をご紹介します。
 

 
「I’m donut?」とは「AMAM DACOTAN(以下アマムダコタン)」というベーカリーブランドから生まれた、ドーナツ専門店です。2018年11月に福岡に本店をオープンし、2021年に表参道へ出店しています。株式会社ヒラコンシェが運営しており、オーナーシェフは平子良太さんです。“マリトッツォ”を世に広めたことでも知られており、モチモチとした不思議な食感のドーナツは、リピーターの心を掴んで離しません。
 
ブランドコンセプトは、「この物語の主人公は、子供のころの自分」。ドーナツを通して、幼いころのワクワクとした気持ちを思い出させてくれるようです。
 
2023年7月15日にオープンした原宿店は、「I’m donut?」のなかでも4店舗目になります。1号店は、2022年3月18日にオープンした中目黒。2号店は、2022年5月30日にオープンした渋谷。3号店は、2022年10月1日にオープンした福岡です。
 
そんな人気店「I’m donut?」原宿店を調査してみました!
 

 

I’m donut? 原宿店

〇住所:東京都渋谷区神宮前1丁目14-24
〇営業時間:10:00〜売り切れ次第終了(2階のイートインスペースは18:00閉店)
福岡発祥のベーカリーブランド「AMAM DACOTAN」から生まれた、ドーナツ専門店。

 

お持ち帰り&食べ歩きによる回転率の早さ

原宿駅を降り、表参道口を出ます。「I’m donut?」原宿店は、駅から1分も歩かないほどの近さに店を構えています。筆者が向かったのは、9月20日(水)の13時ごろです。お店に滞在していた約30分間は、常に15人前後の行列ができている状態でした。平日の日中でこのくらいのお客さんが訪れているので、土日はもう少し行列が長くなるのではないかと予想します。
 
ほとんどが持ち帰りで購入されているようでした。待ち時間は15人前後の行列で、10分程度です。かなりスムーズに列が進んでいたように感じます。
 

 
「I’m donut?」原宿店は2階建てになっています。1階がドーナツの注文をするところになっており、2階がイートインスペースです。窓口は、1人が注文対応、もう1人がお会計と商品お渡しという2人体制で対応しています。イートインを利用するときは、1階で注文してドーナツを受け取り、左側にあるエレベーターで2階にあがります。
 
渋谷店ほどのメニュー数があるわけではないので、並んでいるあいだに何を注文するのか事前に決めておくとスムーズです。
 
ドーナツは、プレーン(税込259円)、チョコレート(税込302円)、抹茶(税込313円)、生搾りピスタチオクリームドーナツ(税込550円)、I’m donut? オリジナルミルクアイスサンドドーナツ(税込486円)の5種類です。
 
イートインはどれでも注文をすることができますが、お持ち帰りはプレーン、チョコレート、抹茶の3個セット(税込874円)となります。生搾りピスタチオクリームドーナツ、I’m donut? オリジナルミルクアイスサンドドーナツはお持ち帰りをすることができません。この2種類はイートインか、食べ歩きで注文するメニューとなっています。
 
支払い方法は現金、PayPay、クレジットカード、クイックペイ、交通系ICなどに対応しています。
 
ちなみに筆者が訪れた13時ごろの時点で、I’m donut? オリジナルミルクアイスサンドドーナツは完売していました。9月とはいえまだまだ気温が高い日だったので、アイスサンドはとくに人気だったのでしょうか。
 
原宿店の開店当初は、生搾りピスタチオクリームドーナツとI’m donut? オリジナルミルクアイスサンドドーナツがまだメニューになかったので、注目度が高かったとも考えられます。
 

「揚げたてアツアツ」を楽しむ

 

 
原宿店の最大の魅力は、揚げたてアツアツの生ドーナツが食べられるということです。筆者は食べ歩きでプレーンを注文しました。揚げたては食べ歩きか、イートインで楽しむことができます。
 
ギリギリ手で持つことができるくらいの熱さで、美味しさを最大限に引き出しています。生ドーナツはもちもちふわふわとした食感が魅力なのですが、揚げたての場合はそれに加えてシュワシュワと口の中で解けていくような食感も楽しむことができます。香ばしさも増していて、焼きたての生地の匂いが食欲をそそります。
 

 
食べ歩きはボックスに入れ、渡してくれます。
 

 
そのまま持ち歩いて別の場所で食べるのもいいですし、お店の脇にカウンターがあるのでそこで楽しむのもいいでしょう。
 

 
お店の真向かいには小さな広場があるのですが、そこに腰掛けてドーナツを食べている人もちらほら見かけました。
 

意外と穴場? 2階のイートインスペース

 
筆者はそのほかに、プレーン、チョコレート、抹茶の3個セットを持ち帰り、生搾りピスタチオクリームドーナツをイートインで注文しました。
 
イートインで注文した生搾りピスタチオクリームドーナツです。クリームが隙間なく詰まっており、満足感があります。生地が甘すぎず、クリームとのバランスが取れているように感じます。ピスタチオの香ばしさが口に広がり、ひんやりとしたクリームが喉を通っていきます。生搾りピスタチオクリームドーナツは、渋谷店や中目黒店でも注文することができます。
 

 
イートインは、ワンドリンクオーダー制となっています。筆者はホットコーヒーを注文しました。ドーナツの注文は1階になりますが、ドリンクの注文は2階になります。
 

 
2階のイートインスペースの様子です。エレベーターから出てすぐ右側には、I’m donut?のオリジナルトートバッグやオリジナルマグカップが展示してあります。また、お水がセルフで飲めるようになっています。おしぼりがないので、ドーナツを食べるときは注意しましょう。
 

 
席数は決まっていませんが、おおよそ10人前後が座れるようになっています。椅子席に加えて、カウンターもあります。カウンターも含めると15人前後の収容人数になるかと思われます。
 
筆者が訪れたときには誰もおらず、ゆったりと過ごすことができました。約30分ほど滞在していたのですが、その間に2〜3組のイートイン利用者が訪れました。
 

 
椅子席からの景色です。店員さんはドリンクを注文するときのみ2階に上がってきて、ドリンクを提供すると1階に戻ります。ドーナツの追加オーダーはできないので、1階でイートインするドーナツは注文しきっておくのがいいでしょう。イートインのお客さんがいない場合は完全に貸切状態で利用することができるので、穴場スポットに感じます。
 

持ち帰りでも変わらないおいしさ

▲左からチョコレート、抹茶、プレーン
 
持ち帰りをしてきた、プレーン、チョコレート、抹茶の3個セットになります。購入してから3〜4時間後になりますが、ふわふわとした食感は維持されたままです。
 

 
プレーンです。生地が黄色く、よく見ると小さなカボチャが入っています。優しい甘味があり、何個でもいけると思うくらいしっとりとしていて食べやすいです。バターのいい香りがして、「アマムダコタン」の生地へのこだわりを感じます。
 

 
抹茶です。2つに割ると、生地の鮮やかな緑色が顔を覗かせるので驚きます。抹茶の香りをしっかりと感じられ、苦味と甘さのバランスが絶妙です。
 

 
チョコレートです。3種類のなかで1番しっとりとしているように感じます。口の中でとろけていくような食感です。甘さは控えめで、ほろ苦さもあります。甘いドーナツが苦手な人でも、食べやすいのではないでしょうか。
 

おわりに

「I’m donut?」原宿店の魅力は伝わりましたでしょうか?最大の魅力は“揚げたての生ドーナツを食べられること”、“長時間並ばなくてもお持ち帰りが購入できること”ではないでしょうか。機会があれば、ぜひ訪ねてみてください!
 
渋谷店のレポート記事も公開しているので、ぜひチェックしてみてください。
 
また、2023年9月16日には表参道に「Iʼm donut ? omotesando」がオープンしました。1階が販売フロア、2階から4階はキッチンやオフィスとなっています。メニューは、惣菜系とスイーツ系合わせて10種類販売しています。こちらもぜひ楽しんでみてください!
 

取材・文 はるまきもえ 

 

 

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