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2023年10月6日(金)「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業

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■国際新都心・グローバルビジネスセンターとして「虎ノ門ヒルズ」が完成

森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 辻󠄀 慎吾)が推進し、本年7月14日(金)に竣工した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(以下:ステーションタワー)」が10月6日(金)に開業します。
 
虎ノ門ヒルズは、2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を起点に、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2020年竣工)」、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2022 年竣工)」と拡大・進化を続け、環状第2号線や独立行政法人都市再生機構と東京地下鉄株式会社が進める東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」などの交通インフラと一体的に整備してきました。
 

T-デッキ 桜田通り上にかかる広幅員の広場状の空間
 
この度「ステーションタワー」が開業し、これまでの地下鉄駅にはなかった開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、桜田通り上にかかる幅員20mの大規模な歩行者デッキ「T-デッキ」が整備されることでエリア全体の回遊性と賑わいを創出。
 
また、情報発信拠点「TOKYO NODE」、「ステーションアトリウム」と直結したマーケット「T-MARKET」、東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」の「ホテル虎ノ門ヒルズ」、エリア初となる大型セレクトショップやレストランフロアなどが街に加わります。
 
これらにより、虎ノ門ヒルズは、区域面積約7.5ha、延床面積約792,000m²のスケールを誇り、オフィス約305,000m²、住宅約730戸、商業施設約170店舗、2つのホテル(客室合計約370室)、情報発信拠点やカンファレンス施設など、グローバルプレイヤーを惹きつける多様な都市機能が複合した「国際新都心・グローバルビジネスセンター」として完成します。
 

■新たなビジネスやイノベーションを世界に向けて発信する拠点「TOKYO NODE」

ⒸDBOX for Mori Building Co., Ltd.
 
「ステーションタワー」の最上部(45階~49階、一部8階)には、地上250m という都内随一の高さ(49階)からの圧倒的な眺望を誇る、約10,000㎡の新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」が誕生します。「NODE」とは「結節点」を意味します。
 
ビジネス、アート、エンターテイメント、テクノロジー、ファッションなど、領域やジャンルを超えて様々なコラボレーションを促進。新たな体験や価値、コンテンツや情報を創出し、東京から世界に向けて発信します。
 
「TOKYO NODE」の中心となるのは、46階のメインホール「TOKYO NODE HALL」。皇居を臨む東京の眺望を背景に、プレゼンテーションやパフォーマンスが可能です。他にも、360度の没入空間を演出できるドーム型天井を備えた「TOKYO NODE GALLERY A」や、1,020m²の圧倒的な大空間を誇る「TOKYO NODE GALLERY B」などを設置。
 

ⒸDBOX for Mori Building Co., Ltd.
 
各ホールを一体的に活用することで、より壮大な世界観の演出を実現します。地上250mの49階には、オープンエアの広大なスカイガーデンと象徴的なインフィニティプールを配しています。
 
また、フォーマルからカジュアルまで4つの特徴的な飲食施設を配置。最上階49 階にはフランスでアジア人初となるミシュランフレンチ3つ星を獲得したシェフ小林圭が新たに立ち上げるコンセプトレストラン「KEI COLLECTION PARIS」と、パリにあるミシュラン1つ星店のシェフを務めた北村啓太が手掛けるフレンチガストロノミー「apothéose(アポテオーズ)」がオープンします。その他、45 階にはオールデイダイニング「TOKYO NODE DINING」、8階にはカフェ&バー「TOKYO NODE CAFE」があり、いずれも通常の利用に加え、ケータリングやコラボレーションカフェ等としてイベントとも連動が可能です。さらに8階には、XR ライブの配信が可能な最新鋭のボリュメトリックスタジオなどを備えた、クリエーターとの共創の場「TOKYO NODE LAB」を設けました。
 

■地下2階~地上7階には約70店舗、約11,200㎡の新たな商業空間が誕生 ※10月6日(金)以降、順次オープン予定。

 
地下2階の駅前広場「ステーションアトリウム」に直結する新業態「T-MARKET」(約3,000㎡)には、飲食・物販など多様な27店舗が集積。
 
全650席のうち約140席は、利用者が多様な過ごし方ができるよう、時間帯によって使い方が変わります。朝から夕方までは朝食・ランチ・カフェ、気分を変えての仕事、駅での待ち合わせなど自由に使える席として。また夜はスタッフが案内し、各店の様々なメニューをオーダーできるレストラン席となります。話題のお店の人気メニューを少しずつ試すなど、グループでのシェアディナーも楽しめます。
 
<出店店舗一例>
PON CUE BON (新業態)
ナチュラルワインと広島県産レモンを使ったレモンサワー、広島県瀬戸内海の清浄海域で育てられた生牡蠣を筆頭に、こだわりの料理とドリンクをカジュアルに楽しめます。飲み始めでもシメの一杯でも誰でも立ち寄れるコミュニケーションあふれる酒場。
 
CHICKEN RICE CLUB(新業態)
中国・海南島の伝統料理である、文昌鶏飯を起源とするチキンライスを中心に、蒸し鶏だけにとらわれず、さまざまな調理法で仕上げた、アジアンな鶏肉料理を提供します。タイ料理の枠におさまらない、「虎ノ門の食堂」。現代の“うまい、早い、安心”をお届け。
 
BGM COFFEE &TACOS(新業態)
広尾にある「BGM Coffee &Vibes」の姉妹店が、メキシコのストリートフード、タコスと共に虎ノ門に登場。コーヒーにタコスにテキーラ、メスカルとオールデーで楽しめる新感覚なお店。
 
Uké(新業態)
日本橋兜町のイノベーティブフレンチ「Neki」や、世田谷代田の薪火レストラン「songbook」を手掛ける、西恭平による新しい形の居酒屋。ジャンルレスなさかなに合わせて、バーテンダー・野村空人が居酒屋ドリンクをアップデート。大人のための上質で居心地の良い空間。
 
LAMMAS/ISTINTO(新業態)
特注のショーケースには、こだわりのヨーロッパチーズが90種類以上並び、オーダーをいただくたびにカットします。ワインは、自然派ワインをメインに、200種類以上ご用意。
テイクアウトはもちろんのこと、カウンターではカットしたてのチーズと、それにぴったりのワインを味わえます。チーズをかける、新感覚のチーズバーガーもぜひ。
 
2・3階には、国内セレクトショップ大手「ベイクルーズ」によるエリア初の大型セレクトショップ(約2,800㎡)が誕生するほか、ビブグルマン獲得店や予約困難な人気店など多様な飲食店舗が集まるダイニングフロアも(4階/約1,500㎡/20店舗)。
 
<出店店舗一例>
flour + water 【ベーカリーレストラン】
中目黒で連日行列のベーカリー「flour+water」の姉妹店。純生食パンOneHundredや天使のクロワッサンなど、種類豊富なパンが並びます。昼は、焼きたてパンを選んで食べられるセットが大人気。夜は、旬の食材をふんだんに使ったイタリアンレストランに。
 
falò+ 【焚火イタリアン】
炭火焼きと醗酵技術をテーマにしたイタリア料理店。食材の持つポテンシャルを炭火で最大限引き出すこと、自家製醗酵調味料を使用してシンプルに奥深くおいしいものを追求している。炭火焼きの香り、ライブ感あふれるキッチン、全席カウンターの客席、炭台を囲んで大人カジュアルな食事が楽しめる。
 
さらには、気軽に立ち寄れる飲食と食物販のフロア(地下1階/約860㎡/4店舗)、これまで虎ノ門エリアになかった大型フィットネス(5階/約2,000㎡)など、グローバルプレイヤーへ新しいライフスタイルを提案する店舗も。これらによって「虎ノ門ヒルズ」の商業施設は店舗数約170、店舗面積約26,200㎡へと拡大します。
 

■「ホテル虎ノ門ヒルズ」は12月開業予定

 
1階、11階~14階には、客室数205室、標準客室約27~34㎡の新たなホテル「ホテル虎ノ門ヒルズ」が誕生します。ブランドは、ハイアットのインディペンデント・コレクションの1つであり、東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」。それぞれのホテルのユニークな個性を尊重し、そこでしか体験できない上質さやオリジナリティーと、唯一無二の魅力を極めたプレミアムホテルに冠するブランドです。
 

 

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

所在地:東京都港区虎ノ門2丁目108-1
交通:東京メトロ銀座線 虎ノ門 徒歩1分、東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ 徒歩1分
HP:https://project.toranomonhills.com/
 

 

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