東京駅日本橋口から徒歩1分。TOKYO TORCH 常盤橋タワーにある「TATA」のディナー体験レポート！

東京駅目の前にある、今まさに2027年のグランドオープンにむけて開発途中の「TOKYO TORCH(東京トーチ)」。今回は、2021年9月オープンした新商業ゾーン「TOKYO TORCH 常盤橋タワー」の１Fにある「TATA（タタ）」でディナーを楽しんできました。コンセプトはNYマンハッタンあるタパスバーとのこと。洗練された空間で味わう、シェフこだわりの料理とワインのマリアージュはもちろん、接客のホスピタリティの高さにも感動。お店の魅力に存分に癒されたひとときでした。

さらにこちらのお店は、過去にRESTAで取材掲載をした株式会社MOTHERS（代表：保村良豪氏）が経営するレストランだったのです。

まずは、施設概要から。

「TOKYO TORCH(東京トーチ)」は、東京駅周辺の再開発としては最大の規模の三菱地所グループによる複合再開発計画です。 2027年度の完成を目指して、高さ約390m、地上63階建ての規模の国内最高層・最大級の超高層複合ビル「トーチタワー(TORCH TOWER)」が建設される予定となっています。

大手町からも東京駅からもアクセスがよい「TOKYO TORCH 常盤橋タワー」は2021年9月に開業。B1～３Fのエリアはショップ＆レストランになっていて、ビルの上層部はオフィスエリアとなっています。

■100席のレストランで最高の体験
さて、「TATA」のご紹介に戻ります。こちらのお店はオールディダイニングとして、時間帯ごとに様々なスタイルで楽しむことができるんです。席はなんと100席。入口付近のBARエリアも気になりつつ、お腹が空いている私たちは奥のダイニングへ。入店したのは平日の19時30分。満面の笑みでスタッフに迎えられたことでまずは気分上々です。ここ最近はレストランで働くスタッフ不足で、接客の簡略が目につきますがこちらにはそんな空気は全く感じません。丁寧に席まで案内を受け、スタッフによるオーダー接客。

さっそくスパークリングワインをオーダーしつつ、メニューにくぎ付け。国産食材にこだわっているというだけあって、メニューは読んでいるだけでワクワクしてしまう内容。食通の友人との訪問だったのでいっそう盛り上がってしまいます。そして、この場所にしてこの価格！にぎわっている理由がわかります。

三重県産　真蛸とセロリのセビーチェ　青唐辛子ヴィネグレット　968円

擦りたてハムとサラミの盛り合わせ　1628円

カラマリフリット　1045円

TACOS　チョリソ　2P　858円

とにかく、提供される料理の数々が、すべて魅力的なテイストでおいしい。「おいしい」というワードはとてもシンプルだけれど、人間の五感というより第六感の部分のスイッチがはいった時は、このシンプルワードしか出てこない印象です。料理の具体的な味わいは記しませんが、言わずもがなです。

オーダーしたメニューを大満足で食べながら「次に来たときは、あれも食べたいね」という会話が生まれるんです。どれくらい期待度がすごいかを感じていただければと思います。

■TATAのもう一つの魅力は、ワインセレクション

そして魅力的な料理に合わせたワインの品揃えも魅力のひとつ。この日はスパークリングからはじまり、白ワイン、オレンジワイン、赤ワインまでグラスで堪能。私たちがワイン好きだということがわかると具体的な品種や味わいのほか、ワイナリーのストーリーなどもお話いただきました。

ワインもこちらの好みに合わせておすすめしてくれますし、もうすぐグラスが空くなというタイミングでのスタッフのお声がけは、ついオーダーが進んでしまいますね。

黒トリュフとリコッタチーズを包んだラビオリ　1595円

セリと鰆のパエリア

■肩肘張らないおしゃれ空間

全体的には、温かみのあるウッド調のインテリアと、シンプルながらも洗練されたテーブルセットが印象的です。カウンター席もあり、ひとりでゆったり食事を楽しむのも良し、デートや女子会、ビジネスディナーにもぴったりの空間。落ち着いたダイニングエリアの奥には、シートで囲われたテラス席がまた大人カジュアルで上品な空間を演出していました。春には開放的なテラスとして大活躍ですね。

とても気持ちの良い食事時間になった理由のひとつは、間違いなくスタッフの方々のホスピタリティにあります。テーブルの状況を常に把握し、取り皿の交換からワインのおすすめまで最高のタイミングでお声がけをしてくれました。こんなレストランはファン増えるに違いありません。

これぞレストランというサービスを体験できたことはとても幸せなひとときでした。