繁盛店への道

キャッチフレーズをぐっと強くする3つの表現技術 しかけ販促マン眞喜屋実行が指南!

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そろそろ歓送迎会シーズンですね。

チラシやWEBページで宴会の予約獲得に力を入れるお店も多いでしょう。

 

今回はキャッチフレーズをぐっと強くするための表現技術を3つご紹介します。

ゼロからキャッチフレーズを作る方法というよりは、すでにあるキャッチフレーズの力を高めるための技術です。

チラシやWEBページのキャッチフレーズでも使えますし、メニューブックやPOPでのメニュー説明でも使える技術です。季節に関係なく使える技術でもありますので、ぜひ使ってみてくださいね。

 

どれも5分考えるだけで使える技術ですので、ぜひ試してみてくださいね。

一つずつ解説していきます

 

 

これはすでにある表現を「さらに強められないか?」と考えて変換する方法です。

例えばこんな感じです。

 

  • ・1番人気の2時間飲み放題歓迎会コース

→ダントツ人気ナンバー1!2時間飲み放題コース

 

どうでしょうか?

「ダントツ」という言葉を加えました。それだけでぐっと強く感じませんか?「1番人気」という言葉をさらに強められないかと置き換えた言葉です。さらにエスカレートさせてみましょう。

 

  • ・ダントツ人気ナンバー1!2時間飲み放題コース

→ダントツ人気ナンバー1!た~っぷり2時間!どれでも飲み放題コース

 

こうするとさらに強まりました。言っていることは同じなのですが「もっと強められないか?」と考えるだけで表現の強さは変わります。ぜひやってみてください。

 

 

数字は印象に残りやすいので、数字に置き換えられるものがあれば置き換えましょうという技術です。

例えばこんな感じです。

 

  • ・こだわりの黄金比率ハンバーグ

→4つの部位のお肉を配合した黄金比率ハンバーグ

 

こだわりを具体化しました。その中に数字を入れるとぐっと引き立ちます。

また別の数値化をしてみましょう。

 

  • ・こだわりのハンバーグ

→ハンバーグ偏差値70です

 

勝手に「ハンバーグ偏差値」なるものを設定して数字を入れ込んでみました。これでもお客さまはなんか良さそうに感じてくれるでしょう。比較対象でお安めの価格でハンバーグ偏差値55のメニューがあるとさらに引き立ちます。

 

 

ちょっと特殊な技術ではありますが、うまく設定できるとぐっと強くなりますよ。

例えばこんな感じです。

 

    • ・美味しいハンバーグ

→ハンバーグ力高め

 

「ハンバーグ力」という名詞を作ってみました。もともと世間にそんなものはないのですが、お店が勝手に設定すればそういうものがありそうに感じます。

さらに「ハンバーグ美人」などはいかがでしょうか?

もちろん一般的にはそのような言葉はないのですが、そういわれるとそんなものがある気がするのが名詞化の威力です。今回ご紹介した3つの中で一番難しいですが、うまくできるとお店のオリジナル語になります。ぜひ考えてみてくださいね!

 

いかがでしょうか?

今回はキャッチフレーズをぐっと強くする技術を3つお伝えさせていただきました。

ぜひ活用してみてくださいね!歓送迎会の予約につながりますように^^

 
◆眞喜屋実行 まきやさねゆき
株式会社はぴっく 代表 しかけ販促プランナー
2008年に起業し、中小企業や個人商店を対象とした販促企画会社を経営。
「いい品ならば、いい品以上の喜び濃度に」をモットーに、商品の真価/潜在価値をカタチにする企画やグッズ制作。
執筆実績:ビジネス書7冊/日経MJ/近代食堂/販促会議/日本政策金融公庫など
講演実績:商工会議所・商工会・法人会・企業研修など
◆代表的な著書
・お金をかけずに売上を上げる販促ネタ77
・販促の教科書
・リピーターをつくる35のスイッチ
・お客さまが動く!しかける販促術
 
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