繁盛店への道

SNSクチコミ集客の公式はこれだ!集客につながる3つの「しかけ」

画像

クチコミでたくさんのお客さまに来て頂けたら、嬉しくないですか?

こだわりを持ってマジメに商売をしている方であれば「いい商品を出していれば、クチコミは自然と起こる」と信じているかもしれません。また最近は、スマホが普及したことにより「何かインパクトのある商品をつくればクチコミされる」と思っている方もるかもしれません。実は、どちらももったいないです。

 

きちんと「しかけ」をすることで、より効率よくクチコミをしてもらうことができ、集客にもつながりやすくなります。それは運でも根性でもこだわりでもありません。インパクトのある商品でもありません。理に適った「しかけ」です。

 

今回は、次の3点を目標にした「しかけ」を紹介いたします。

 

SNSクチコミ3つの「しかけ」

  • しかけ1. 写真を撮られること
  • しかけ2. SNSに投稿され、SNS上でコミュニケーションが盛り上がること
  • しかけ3. 「私も行ってみたい!」と思われること

 

この3点が達成できれば、集客につながりますから。

 

SNSクチコミ集客の公式はこれだ!

SNSクチコミの第一関門は写真です。来店されたお客さまが写真を撮りたくなるようにしましょう。写真を撮ってもらえれば、SNS投稿にぐんと近づきますから。写真は視覚情報を残しておくものですから、視覚・見た目の特徴がとても大事です。そして、写真をSNS投稿にしてもらって集客につなげるには一つ大事な公式があります。

 

・SNSクチコミ集客=見た目のインパクト×エピソード

 

この公式です。メニューの見た目のインパクトがあれば写真は撮ってもらえるかもしれません。でも、それだけじゃ足りないのです。そこに「エピソード」が加わると、SNS投稿が盛り上がり集客にもつながりやすくなります。具体的な事例で詳しく解説してみましょう。

 

「自慢したくなる数字」をエピソードに加えると、投稿したくなる!

たとえば、大きなステーキを手軽に食べられるお店では、そのステーキの写真を撮りSNSに投稿されることが多くあります。これはお肉が大きくてインパクトがあることだけが理由ではありません。数字が威力を発揮していることが多いのです。たとえば、その投稿はこのようになります。「300gのステーキを食べました!」などという感じです。お肉の写真と共にお肉のg数もコメントに入れながら投稿されることが多い。これはお肉のインパクトを伝えたいだけではなく「もうおじさんになった私でも、300gのお肉を食べられるんだぞ」という感情も含まれているからでしょう。この感情があるからSNS投稿をしたくなるのです。その投稿をすれば「スゴイですね!」というリアクションが見込めます。投稿後にそういうリアクションが得られれば満足なわけです。

 

「エピソード」とは、感情を伴う行動のことです。ただ「ステーキを食べた」という行動だけでは人は何か次の行動をしたくはなりません。「おじさんなのに、こんなに食べた!」という感情を伴う行動(エピソ―ド)だからこそ投稿につながるのです。そして「この投稿すれば、周りからリアクションが得られる」「これを投稿すれば周りから褒められる!」という見込みもあるからこそ、SNS投稿をするという行動が生まれるのです。これは人が持つ「認められたい・ほめられたい」という感情を満たすための行動です。

 

他にも、メニューの中に隠れキャラが潜んでいたらどうでしょう。例えば、人気のサラダを注文すると、10皿に1皿だけ動物の型抜きをされたお野菜が入っているもの。この動物を見つけたお客さまは「見つけた!」と喜んでくれるでしょう。そして動物のカタチになったものには可愛げを感じますので写真も撮られやすくなります。これは「発見した!」というエピソードを付け加えたアイデアです。こうした発見のエピソードは誰かに共感してほしくなります。するとSNS投稿という行動につながるのです。

 

SNS投稿後のコミュニケーションも想定せよ!

SNSのクチコミは写真を投稿されることが目的ではありません。集客につなげることが目的です。ですから写真が投稿されて「すごいですね」となるだけでは物足りないのです。「いいね」だけでなく、もっとコミュニケーションが生まれた方が集客にはつながりやすいです。だからこそエピソードが欲しいのです。

 

先ほどの投稿では、このようなコミュニケーションが予め想定できます。

「300gのお肉を食べました」⇒「スゴイですね。ぼくも40歳だけど挑戦してみようかな」

「サラダの中にしあわせのネコがいたよ!」⇒「カワイイー。どこのお店?私も欲しい」

あくまでも想定ですが、このように投稿を見た人が「行きたくなる」ようなリアクションを想定できることが大事です。そうでないとただインパクトあるメニューで終わってしまいます。

 

このように、ただ写真と撮ってもらって投稿されるだけでなく、投稿後にどんなコミュニケーションが生まれるのかまで想定をしましょう。より集客につながるはずです。

 

では、今回のポイントをまとめます。

 

・写真を撮りたくなるような見た目の特徴をつくる
・お客さまに、感情を伴う行動を体験してもらう(エピソード)
・SNS投稿後のコミュニケーションも想定する

 

これらを満たすような商品を作れば、きっとクチコミが増えさらに集客にもつながりやすくなります。ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

執筆:株式会社はぴっく しかけ販促マン眞喜屋実行

 

 

「繁盛店への道」の関連記事

関連タグ

「繁盛店への道」記事の一覧