繁盛店への道

知っておきたい!飲食店のPR VOL3.「グルメサイトの活用ポイントまとめ」

画像

自社の公式サイト、InstagramやFacebookなどのSNS以外の認知活動として、さまざまなグルメサイトの利用が挙げられます。それらを活用する際に押さえておきたいポイントや注意点などを整理してみます。
 
▷グルメサイト活用のメリット
✓認知度UP
✓多くの情報量を掲載でき、自社HPの代替となる
✓予約受け付けなどの機能が利用できる
✓データが蓄積でき集客などに活用できる
 
▷グルメサイト活用の注意点&デメリット
✓運用の手間がかかる
お店のページを作成して終了というわけではなく、情報更新など日々の運用が肝心。また、複数のサイトに掲載する場合は、営業時間や席数など情報の統一など管理にも気を配る必要があります。
✓運用のコストがかかる
無料プランと有料プランがあるサイトが多く、有料プランでないと受けられないサービスも。
✓口コミができる場合、ネガティブな情報が掲載されることもある
 
▷候補となるグルメサイトの一例
 
食べログ
会員数:約100万人 ※有料会員
月間利用者数:約1億1,846万人  掲載店舗数:約81万店

掲載店舗数、ユーザー数で他を圧倒するグルメサイトです。口コミと5段階評価が特徴で、WEBで検索すると食べログのサイトが上位に表示されることが多いです。店舗のページに空席情報を掲載でき、24時間予約受け付けができます。無料プランと有料プランがあるほか、電話窓口によるサポートや店舗情報の修正代行サービスなども。
 
ホットペッパーグルメ
会員数:約8,000万人  月間利用者数:約4,500万人  掲載店舗数:約52,000店

無料クーポンマガジン「ホットペッパー」のWEB版で、ネット予約やポイント付与、割引サービスが充実。そのためか、情報収集が得意で流行に敏感な若い女性の利用が多いと言われています。100を超えるテンプレートからホームページを作成でき、メルマガの配信や月1回の顧客レポートが利用できます。
 
Retty(レッティ)
月間利用者数:約4,000万人   掲載店舗数:約4万店

2011年にサービスを開始。Facebookと連携した実名登録制で、信頼できる口コミが集まると言われています。アクティブ率が高く、利用頻度が高いのが特徴で、消費意欲が高い30代男性の利用が多いのが特徴です。無料プランと有料プランがあります。
 
ぐるなび
会員数:約1,885万人  月間利用者数:約5,660万人  掲載店舗数:約16万店

1989年に創業した大手グルメサイトで、30〜50代の男性ユーザーが多いのが特徴です。大手チェーン店の掲載が多いためか、宴会や接待向けのプランが豊富。有料の集客サポートプランが用意されているほか、インバウンド獲得のために英語、中国語、韓国語の表示対応をしています。
 
ヒトサラ
月間利用者数:約2,000万人  掲載店舗数:約76万店

料理人の顔が見えるサイトづくりが特徴で、こだわりをもってお店づくりをしている個店の掲載比率が75%と高いです。ユーザーの男女の利用比はほぼ半々で、食への関心が高く、可処分所得が高い傾向があります。ページを立ち上げる際にはヒアリングが行なわれ、お店側の作業は不要ですが初期費用がかかります。
 
一休.comレストラン
会員数:約850万人  掲載店舗数:約8,000店

記念日などハレの日向けのお店のセレクトが多い。「ハイクラスなお店の掲載にこだわる」として、独自の掲載規定があり審査申し込みが必要です。お店の状況に合わせて空席情報を登録できるので、集客したい時間帯や曜日などを絞って、席やプランの情報発信ができます。成果報酬型。
 
OZ mall
会員数:約360万人 ※ビューティなどその他コンテンツ有
年間利用者数:約218万人  掲載店舗数:3,100店

首都圏の女性をターゲットにした情報誌『OZ magazine(オズマガジン)』のWEB版で、ユーザーの75%が女性です。自分の関心事には惜しまずお金を使う傾向があり、利用単価(1組)は、通常利用は約15,000円、記念日利用は約17,000円と高め。予約数が多いのは銀座、日比谷、有楽町、新宿、丸の内、日本橋など都心部です。
 
Yahoo! ロコ
日本最大級の施設情報サイトのグルメコンテンツです。Yahoo!としては、100以上のサービスがあり、月間PVは約810億。第三者機関による調査では、リーチ力、信頼性がもっとも高いという評価を得ています。スマホでの検索エンジンとしてのYahoo!利用率は、Googleに次いで2位、約23%です。成果報酬型。
 
*すべて2021年5月時点の情報です。
 
これらの特徴を踏まえ、無料で掲載できて、ユーザーの多い「食べログ」をベースに、お店の個性に合わせて+αを検討するのも良いでしょう。例えば、
 
✓「ビジネス街」×「プラン充実」×「カジュアル」の場合、
「ぐるなび」や「ホットペッパーグルメ」が向いているでしょう。「ぐるなび」はプランの画像とメニューを詳しく紹介できるほか、個室など席の紹介もできるので下見なしでも安心してビジネスシーンで利用してもらうことができます。「ホットペッパーグルメ」はトップページに予算別のコースからお店を探せるタブが用意されていて、幹事にポイントが還元されるため、会食の多いビジネスパーソンとの親和性が高いと考えられます。
 
✓「コース中心」×「想定単価10,000円」×「都内」の場合、
「一休.comレストラン」が向いているでしょう。高級店のみを紹介するサイトで、首都圏、大阪・京都、名古屋など都市部の情報が充実しています。費用は成果報酬のみというのもポイントです。
 
✓「女性ターゲット」×「記念日」×「イタリアン」の場合、
「OZ mall」が向いているでしょう。女性を意識したデザインで、「感謝を伝える母の日レストラン」、「サプライズといえば!ホールケーキ付きプラン」など女性ウケする検索項目にも個性があります。
 
グルメサイトは数多あり、それぞれに強みや特徴があるので、お店と合っているか、運用の仕様などを知った上で活用を検討したいものです。また、テイクアウトやデリバリー情報を1つのコンテンツとして立ち上げたサイトがあるほか、ユーザーが連携他社のポイントを貯められるサイトなど、刻々と変化する社会背景を捉えたものも登場しています。このようなサポート機能もグルメサイトを活用するメリットの一つと言えます。
 

「繁盛店への道」の関連記事

関連タグ

「繁盛店への道」記事の一覧