嬉しいことに、近隣住民の方に愛されています

2018年10月23日、石神井公園駅からほど近くにオープンしたのが、焼鳥メーカーが母体のお店「東京串焼倶楽部」です。
16時からのオープンとともにお客様が入店され、さらには持ち帰りのオーダーが入るなど
かなりお店が順調なことが見受けられました。
今回は立ち上げ責任者でもある、店長の大脇達夫さんにオープンまでの経緯のほか、従業員教育に至るまで様々なお話を伺いました。

―母体が焼鳥メーカーだと伺いました。
（大脇さん）はい、焼鳥メーカーとして工場を持ち、他にも飲食店の経営を行っている企業です。
そのため、かなりお客様への価格はお値打ちに提供できていると思います。
今回のブランドは初業態で、この石神井公園という土地にも初出店になります。

―なんだか、オープン数カ月とは思えないほど、とても活気があり、順調そうに感じます。
（大脇さん）そうですか？スケルトンからの造作でしたので、導線確保も含め、シンプルな作りにできたのが良かったですね。おかげ様でオープンからの目標予算はずっと達成している状況です。

―素晴らしいですね。どんな物件を探していらっしゃったんでしょうか。
（大脇さん）まずは、池袋に近い場所で探していました。これは、色々とリサーチをしたうえでのことです。その中で、路面で駅が近く、20～30坪という物件という条件で。
こちらの物件はもともとファーストフード店が入っていたとのことで、完全にスケルトンからの構築でした。

―大脇さんは他の大手飲食チェーンでの経験がたくさんおありですが、今回のオープンに向けて気にかけられた点はありますか？
（大脇さん）そうですね、街の雰囲気からして地域密着型店舗になることは想定していたので、2名席よりも4名席を多めにし、ゆったりとお食事を楽しんでいただき客単価UPに期待したいと考えていました。
都心であれば、客単価より回転率を意識するのですが、この立地は違うなと。
1組が、居心地がよく長居していただき2組分のオーダーをしていただくほうがベストだなと。

―結果、想定がそのままになっているということですね。
（大脇さん）はい、近隣に住んでいる方または近隣勤務の方のリピートがほとんどです。
特に在住の方は、終電を気にしなくてもいいので深夜帯も期待できるということがわかり、
金曜は深夜2時までに営業を伸ばすことになったほどです。

―それは素晴らしい。オープンの時の販促PRはどんなことを？
（大脇さん）食べログ登録と、店頭にチラシを置くぐらいですね。工事をしている段階で、次は何ができるの？と気にかけていただくことが多かったので。本当にそれくらいです。

―57席もあるので、人材確保も大変だったのではないでしょうか。
（大脇さん）それが、オープン時に12，3名採用したアルバイトはほぼそのまま継続してくれています。
焼き場経験のあるスタッフと私が、焼き場は守っているのですが、有難いことに私も月6日のお休みはしっかり頂けています。
そもそも、私の方針として、アルバイトであっても仕事なので、サークルのような緩さは必要ないと思っています。責任をもって仕事をするという厳しさの先に、必ず仕事の楽しさを感じる瞬間があるはずなので。もちろん、ねぎらいの食事会などでガス抜きなどもしていますけど（笑）

―店舗運営において、一番気にかけていることを教えてください。
（大脇さん）今の東京は、飲食店で溢れていますよね。
そんな中で、戦っていくには、まず心地よいお店なのか？ということ。例えば、暑い中お客様が入店されて、ビールをオーダーしたのに、15分出てこないとかあり得ないですよね？
高い、安い、うまい、まずいの評価の前に、もう帰りたくなると思うんです。
そんな当たり前のことをアルバイトも含め徹底するように、教えています。

―今後のお店のさらなる戦略があれば伺いたいです。
（大脇さん）はい、夏に向けて、焼酎の一升瓶キープを始めようかなと。リピートのお客様が多いというのもあるのですが、なかなか一升瓶のキープは珍しいかな？と。そして、並んだ時は結構圧巻だとおもうので。

―今日は、とてもためになるお話をありがとうございました！最後にひとこと。

（大脇さん）順調といってもまだオープン半年を超えたところなので、まだまだ頑張っていかなければいけません。一番人気の串焼のファンをもっと増やしていきたいと思っています。

＜おすすめ料理＞

彩野菜盛合わせ　　長寿味噌添え　　520円（税別）

名物！飛魚出汁　おでん盛合せ　580円（税別）

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