注目新店舗インタビューvol.7「唐揚げダイニング 武蔵」唐揚げが好きすぎてオープン!
2020年10月12日に錦糸町にオープンしたのは、「唐揚げダイニング 武蔵」。BAR業態を経営していた企業による、新業態です。このオープンは店長の藤金 稜(フジカネ リョウ)さんが、大の唐揚げ好きというところからスタートしたとのこと。こちらが元気になるほど、笑顔が素敵な藤金さんにたっぷりとお話を伺いました。
―オープンは10月12日ということは、まさにコロナ禍のオープンですね。
(藤金さん)そうなんです。BAR業態を2店舗運営していたのですが、コロナになって物件の価格が少し下がったり、条件のよい物件が出ているという話を聞き、リサーチを開始したのが、今年の春です。元々、社長から「次は、好きな業態でチャレンジしていいよ」とのお声を貰っていたので、新店舗を立ち上げるなら、唐揚げダイニングだなと決めていました。
―そうなんですね、で、実際に物件が見つかったとうことでスタートを?
(藤金さん)はい、この辺りの土地勘は特にあったわけではないのですが、物件のサイズと条件が良く、4月頭に内見をしてそのまますぐに申し込みになりました。弊社代表がとても気に入ったということもありまして(笑)
―では本当に物件を見たのはここだけなんですね。
(藤金さん)そうなんです。でもかなり有難くて。ほぼ前のお店のままで営業出来ているんですよ。追加で購入したのは、唐揚げを揚げるための「フライヤー」くらいです。あっ、テレビは付けましたけど。以前は一人用の焼肉店だったようです。でも半年ほどで撤退されたそうなので、内装がかなり綺麗ですよね。
―4月に契約をして、10月オープンというのは理由があるのでしょうか。
(藤金さん)物件に一目ぼれをして即契約をしてから、私の修行人生のスタートでした。唐揚げが大好きだったので、食べ歩きはたくさんしていましたが、お店を運営するとなると学ばなければことがたくさんあると思い、5月~7月の3カ月間、あるお店にみっちりと唐揚げ修行に行かせてもらったんです。
―もともと藤森さんは調理経験をお持ちでしたか?
(藤金さん)18,9くらいから飲食業界にお世話になっており、和食居酒屋などを経験していました。その後、こちらの会社に入社して、恵比寿のBAR勤務を経て現職です。そのため、お客様と接するのがとても楽しくて、このお店もオープンした際には、色々なお客様にアドバイスをいただきつつ運営をしています。
【唐揚げ 2つ盛 300円/4つ盛 500円/8つ盛 990円(店内用)】
―唐揚げの1個のポーションがおっきいですし、トッピングも豊富でどれをオーダーするか迷ってしまうほど。しかもネーミングのセンスにも目を奪われます。
(藤金さん)うちの唐揚げはとにかく食べ応えは満点ですね!10種類あるメニューにはサブで、「武蔵」「小次郎」「信長」など歴史上の人物の名前をつけさせていただいています。少しでもインパクトに残ってほしいなと。
―オープン前の販促などはどんなものをされたのでしょう。
(藤金さん)グルメサイトへの登録と近隣へのポスティングだけですね。オープンの時期が時期だけに、結果として、テイクアウトのお客様はいらっしゃいますが、店内でお召し上がる方がほとんどいない状況が続いています。ぜひ落ち着いた際には、店内でお酒とともに楽しんでいただきたいなと思っています。
【炙りねぎチャーシュー 450円】
―この時期に今後のことを伺うのもとは思うものの、この先の目標は?
(藤金さん)おかげさまでテイクアウトのお弁当の認知もあがってきましたし、男女のお客様比率もテイクアウトですと、5:5です。今はとにかく、この状況の中でどれだけ頑張れるかが勝負ですね。後ろ向きに考えても一つもよいことはないので。この業態は、3年で5店舗を開業することを目標にしています!弊社の役員が20代後半と若いということもあり、スピード感を大事にしようということで、何とか達成できるようにがんばります。
―とても楽しいインタビューでした。藤金さんの底抜けな明るさに本当に元気をもらいました。ありがとうございました。
店舗概要
|
取材・文 青山友美 食専門のPR企画&編集・ライターとして活動中
「開業レポ」の関連記事
関連タグ