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渋谷複合施設SHIBUYA AXSH内にオープンした「Spice Theater」を体験レポート

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今回は、2024年7月に誕生した渋谷複合施設「SHIBUYA AXSH」の1Fに入っている、「Spice Theater(スパイスシアター)」をレポート!一人ランチ訪問でカレーの虜になったため、すぐに友人との忘年会にとこのお店を選びました。ランチ、ディナーと2回分の体験をお届けします。
 
■札幌の「倉庫カリー」から生まれた「Spice Theater」
始まりは、北海道・札幌のとある倉庫。札幌で飲食店を展開する株式会社BUNS(北海道札幌市)の代表、高原健一郎氏が、2017年、セントラルキッチンとして使っていた倉庫の一角で始めたカリー店が始まりです。今から20年以上前、20代前半の時に海外を旅した際に食べたインドやタイのカリーに衝撃を受けた高原氏は、世の中で「スパイスカリー」がブームになる前から、スパイスの魅力にとりつかれつつ、カリー研究を重ね「これぞ!」という味を完成。「倉庫カリー」と名付け、提供を始めるとたちまち評判になり、札幌市内で3店舗を展開、「この味を多くの人に食べてもらいたい」と、縁あって東京・五反田に間借りできる場所を見つけ出店。東京でも多くの人に受け入れられましたが、5か月後、惜しまれながらも閉店。そしてこの度、「倉庫カリー」の味に惚れこんだ、株式会社プロダクトオブタイム(代表取締役兼CEO:千 倫義)と高原氏が協業し、新規開業する渋谷アクシュ内に「Spice Theater」としてバージョンアップして2024年7月8日に開業しました。
(※リリース参考)
 

 
■渋谷の新たなグルメスポット「Spice Theater」でスパイスを満喫!
このお店に初めて訪れたのは、11月のある日、14時すぎの遅めの一人ランチでした。「そういえば、渋谷ヒカリエの横にできた、新しい施設のレストランを見てみよう。商業施設内であれば、まだランチできるかな?」と、渋谷ヒカリエとの導線が開けたことも確認しつつ、宮益坂との流れも便利になっているなと実感しながらビルの中へ。そこで、目にとまったのがここ「Spice Theater」。
 

 
オールディでカレーが楽しめ、さらにランチは16時までという嬉しい看板にウキウキしながら入店したのでした。カウンター席があるのも気軽な感じがしてよかったのです。スパイスの香りがふんわりと漂い、照明は柔らかく、五感を心地よく刺激するデザインになっています。木材を多く使用した内装は、どこかリラックス感を与え、カジュアルながらも洗練された雰囲気です。
 
メニューを見ながら、どこかで既視感を覚え、思い出してみると東急沿線むけのフリーペーパー「SALUS」に掲載されていた記憶がよみがえりました。
 

 
自慢のスパイスカリーは全6種類。「コルマミルチー」、南インド発祥の酸っぱ辛くコクのある一番人気「ポークビンダルー」、豆カリーにあおさと海苔で和をプラス、海の旨みしっかりサラサラ食べられる「ダルとあおさ海苔」などに加えて、1日30食限定の「ビリヤニ」と野菜の旨みが溶けだしたスープタイプのカリー「ベジタブル」も!このときのカレーチョイスは、コルマミルチー、ラムキーマ、ココナッツ海老カレーにナンをセレクト。
 

 
スパイスの香りとともに熱々ナンのダイナミックな登場に思わず頬も緩みます。想像以上に3種それぞれのカレーの味わいが豊かで、個性的で一瞬でファンになりました。人に伝えたくなるクセになる美味しさで、感動の大きさをお伝えできるでしょうか。渋谷のランチの際には、必ず候補にいれることは間違いありません。さて、料理が登場するまでに間にディナーメニューもチェック!すべて、気になる、食べたくなるメニューにワクワクしてしまいます。
 

 
こちらのお店は3000円のコースに2時間飲み放題メニューもあるので、スタッフの方にもおすすめされましたが、どうしても仕事の都合で一斉集合ができない関係でアラカルトにて予約。
 
さて、12月の忘年会メンバーは食にかける想いがとっても強い5名です(笑)まずは、タップで注がれるクラフトビールで乾杯。その後は、オレンジワインをボトルでオーダー。1本3800円とオーダーをしやすい価格設定。フルーティーで飲みやすい味わいが、スパイス料理との相性もバッチリでした。
 

 
おつまみからメインディッシュまで、とっても豊富なラインナップなのですが、5名という人数、そして価格が良心的なので、気兼ねなく食べたいものをどんどんオーダーできるのも魅力に感じます。
 

 
<楽しんだメニューの一部をご紹介>
・生春巻き:新鮮な野菜とスパイス香るソースが絶妙な一品。特にピーナッツ風味のソースが印象的で、爽やかさとコクが見事に調和していました。
・焼きナチョス:たっぷりのチーズとスパイシーなトッピングがやみつきになる味わい。カリカリのチップスと組み合わせは鉄板で、ついつい手が伸びてしまいます。
・焼き餃子:モチモチ生地が特徴で、少しピリッとするソースはお酒が進みます。
 

 
・印度ビスケット鶏レバーパテサンド:このサンドを食べながらワインリストをチェックしはじめました。
・ファラフェル:外はカリッと、中はしっとりとした絶妙な食感。ひよこ豆の自然な甘みが感じられ、添えられたヨーグルトソースがさっぱりとしたアクセントに。
 

 
・季節のスープカリー:「春菊と野菜のスープカリー」は、さらっとしたスープにも関わらず、複雑に組み合わさったスパイスの奥深さが感じられ、みんな揃って「おいしい!!!」に大合唱でした。
・スパイスカレー:2種のプレートのカレーは、「ポークビンダルー」、と「ダルとあおさ海苔」をチョイス。この「ダルとあおさ」のカレーにも大絶賛の嵐。でした。
 
今回一緒に訪れた友人たちも大満足の様子。「カジュアルな雰囲気なのに、料理のクオリティが高いと、すでに再訪を楽しみにしていました。スパイス好きな方はもちろん、本場スタッフが腕を振るう異国感あふれる食事を楽しみたい方にも、「Spice Theater」はおすすめです。丁寧なサービスと工夫を凝らした料理の数々に、友人たちも大満足。渋谷で新しい食の冒険をするなら、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
 
■「SHIBUYA AXSH」について

 
「Spice Theater」が入っている「SHIBUYA AXSH」は、渋谷ヒカリエの隣に建てられた飲食店やショップが集まる複合施設で、渋谷の新たなランドマーク的存在です。都会的で洗練されたデザインのビル内には、選び抜かれたジャンルの店舗が並び、こだわりの食事を楽しむのに最適な場所となっています。まだこれからオープンの場所もあるようですが、施設内には、食事以外にも楽しめるアートやイベントスペースも併設されています。
 

 

Spice Theater

住所:東京都渋谷区渋谷2-17-1 渋谷AXSH 1F
営業時間:11:00-23:00(Lo22:00)
TEL:03-6805-0285
予算:ランチ850円~/ディナー3,500円~
座席:41席
予約:可
テイクアウト:可
公式Instagram: https://www.instagram.com/spicetheater/
 

 

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