注目新店舗インタビュー　VOL.3「STEAK HOUSE TRUMP」ジューシーなアメリカ産最上級プライムビーフをお手頃に楽しめる

昨今コスパの良さがウリのステーキ店が続々とオープンし、これまでよりも気軽にステーキを楽しめるようになりました。今回は東京・府中に2020年1月23日にオープンした『STEAK HOUSE TRUMP』（以下『TRUMP』）の店長さんに、開業までのストーリーやお店のこだわりについて聞いてみました。

●本取材は3月23日に行ったものです。

外観

―こんにちは、本日はよろしくお願いします。さっそくですがお店の名前である『TRUMP』は、アメリカのトランプ大統領から命名したのでしょうか？
まさにそうです！（笑）うちのお店ではアメリカ産のプライムビーフを使用していますし、お客様が覚えやすく、インパクトのある名前にしたくて命名しました。
「トランプ実は好きじゃないだよね～（笑）」とか「良い店名ですね」とか、お客様から店名についてほぼ必ずと言っていいほど声をかけられます。店名がコミュニケーションのきっかけにもなるので良かったなと思っています。
店内にもトランプ大統領のイラストやマスコットが並べられている

店内にもトランプ大統領のイラストやマスコットが並べられている

店内

―店内をひととおり見渡したのですが、半地下で細長い物件は珍しい気がします。以前は何のお店だったのでしょうか。
以前はアジアンダイニングだったそうです。小上がりの席は座敷だったようで、小上がりだけ他のテーブル席と同じように改装しました。客席は壁面やテーブルもそのままで、厨房の設備についてもタンドールを処分し、ステーキの焼き台を設置したくらいで、初期投資はかなり抑えることができました。

―焼き台も拝見させていただきます！ちなみにフライパンやオーブンなどでお肉を焼くのと炭火で焼くのではどのような違いがあるのですか？
炭火で焼くのは、いわゆるﾞ室内バーベキューﾞのようなものですね。集中的に温度が高くなるため、遠赤外線効果でお肉の内側までじんわりと火入れができることと、香ばしい香りがつくのが特長です。
ハンバーグとわさびソースの相性は抜群

ハンバーグとわさびソースの相性は抜群

―料理を待っている間の厨房からの香りもごちそうですね！『TRUMP』ではステーキとハンバーグがメインとのことですが、メニューのこだわりを教えていただけますか？
お肉は以前働いていたお店から長い付き合いのある精肉店からアメリカ産の最上級プライムビーフを仕入れています。「プライム」はアメリカン・ビーフ全体からもわずかな量しかとれない貴重なもので、やわらかさとジューシーさが格別ですね。

また、ソースは8種類の中から選べ、テーブルには都内のステーキ店ではあまり置いていないA1ソース（イギリス産の甘めのソース）も置いています。ソースをどれにしようか迷われるお客様には「アウトサイドステーキ」にはデミグラスソース、「国産100％オールビーフハンバーグ」にはわさびソースをおすすめしていますよ。
お店の看板メニュー「アウトサイドステーキ」

お店の看板メニュー「アウトサイドステーキ」

―ステーキがとてもやわらかいです！そしてハンバーグの肉肉しさ、食べごたえがたまりません。しかしこんなにボリューミーなのに、お値段はこんなにもお手頃（アウトサイドステーキは150g1,600円、ハンバーグは180g1,100円）で大丈夫なんでしょうか…？
正直なところ原価はカツカツなのですが（笑）、うちのお店は駅からすこし離れているため駅前の物件よりも家賃が抑えられるので、お客様にはお財布にやさしい値段かつ、ボリュームたっぷりの料理を楽しんでもらえたらと思っています。

―『TRUMP』さんのお客様への想いが伝わってきます…！またオープンして間もなく、新型コロナウィルスの影響で飲食業界にも大きな影響が出ていると思いますが、現在なにかしら対策はされているのでしょうか。
そうなんです。今回の特別貸付についても、前年実績がないと特別貸付の対象になることは難しいそうで。（※取材時）外出を控えている方もいらっしゃると思うので、現在はお店の前でテイクアウトのお弁当を販売しています。また、近隣への折り込みチラシもちょうど製作しているところです。
本日のおすすめワインを持つ店長さん

本日のおすすめワインを持つ店長さん

―世界中が大変な時期ですが、お肉を食べてすこしでも元気をだしていきたいですよね。これからお店をどのようにしていきたいですか？
オープン前に予想していたよりもお酒も一緒に楽しむお客様が多いので、今後はクラフトビールやワイン、カクテルなどのアルコール類や自家製コーラ、ジンジャーエールなど、ドリンク類のラインナップも増やしていきたいです。

―じっくりステーキを堪能するのも良し、家族や仲間とお酒を飲みながらステーキ数種とハンバーグの食べ比べをするのも楽しそう！個人的には沖縄のステーキ店には必ずあるA1ソースが置かれていたのがとてもうれしかった取材でした。（テンションが上がりすぎて大量にソースを出してしまったのはここだけの秘密）