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お通しが旨い店はすべてが旨い ―食いしん坊ライターが歩いて見つけたイイお店― 第一弾

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お店に入ると“挨拶代わり”に提供される「お通し」
能動的にオーダーするものではないため気にもとめず、口にしていることが多いのでは?
けれど、食いしん坊は思うのです。お店に入って最初に口にするものはおいしいものであってほしい、お通しの手間を惜しまない店は誠実に違いない!と。
今回は渋谷エリアで見つけたイイお店を紹介します。
 
 

圧巻!バラエティ豊かで満足度大 8種類の前菜盛り合わせ

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神泉駅から徒歩2分ほど、飲食店が軒を連ねる裏渋谷通りにある「ぽつらぽつら」。ガラス張りのファサードが目印です。
お目当て!?の前菜は8種類の盛り合わせ(1,000円/税別)。少量多品目って手間がかかることが想像できるから、余計にうれしくなります。まさに“おもてなし”。この日は、有機さつまいも、生ハムと切り干し大根を使ったマリネ、キャベツとカリフラワーのカレー風味、なます、ぬた、おひたし、長芋ともずくのゼリー寄せ、大根のフリットです。
味、食感、彩りのすべてが変化に富み、この一皿を食べるだけでビールが空いてしまいそう。
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「岩手産 〆サバのあぶり」(1,400円/税別)。脂がしっかりのっていておいしい! シンプルな〆サバも好きですが、さっと炙ることで香りも加わって、よりおいしくなるような……。カラシでいただくのも珍しいですが、想像以上に好相性。
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日本ワイン(グラス900円〜/税別)が充実していたのも特徴です。5〜6種類の提案があった中から選びました。ちょっと濁りのある白ワインで、りんごのような甘い香りが特徴です。とっても飲みやすい!
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こちらは小布施ワイナリーが手がける日本ワイン。これまで日本ワインを飲む機会がそれほど多くなかったので、そのおいしさに驚くばかり! 特徴のあるリストが用意されていると、ワインへの興味も高まります。
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メインは「湘南『みやじ豚』肩ロースグリル グリル野菜添え」(1,500円/税別)。美しい焼き色にうっとり。ジューシーで柔らかく、肉汁がしっかり詰まっています。肩ロースは噛むほどに旨みが広がるようで、食べごたえがあって好きです。添えられた野菜も、素材の力があって、一口食べるごとにカラダが喜んでます!
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〆は「ゴルゴンゾーラのムース」(600円/税別)。玉ねぎのコンフィと一緒にいただきます。ワインが進んで危険な一皿。
和食のイメージをもって伺ったお店でしたが、和食の枠におさまらない魅力が詰まっていました。カウンター席でしっぽり、がよく似合うお店です。
 

店舗情報

  • 店名ぽつらぽつら
  • 業態ダイニングバー
  • 住所東京都渋谷区円山町22-11 堀内ビル1F
  • 交通京王井の頭線「神泉」駅から徒歩3分
  • TEL03-5456-4512
  • HPhttp://www.poturapotura.com/
  • 営業時間18:00〜24:00 定休日:不定休

 
 

彩り良し!ほのかな塩気としっとり食感 ワインがほしくなるケーク・サレ

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神泉駅から東急百貨店渋谷本店方面へ。松濤文化村ストリート沿いにあるのが「TABLE O TROIS」。フランスの路地にあるおしゃれなビストロのような佇まいに期待が膨らみます。
この日のお通し(330円)は「ケーク・サレ」。ケーク・サレとは、フランス生まれのおかずになるケーキ。野菜はハム、ツナなどを使った甘くない焼き菓子のようなものです。
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だからもちろんワインともよく合います。クリスマスカラーをイメージさせるグルーンのピスタチオとほうれん草、赤のパプリカ入りでとってもおしゃれ&かわいい! ほんのり塩分を感じる生地はしっとりフワっと軽い食感で、大きめにカットされたピスタチオやパプリカの食感がいいアクセントに(クリスマス直前に訪問しました)。
個人的には、食パンのミミにあたるフチの部分の、焼き色が付いていて旨みがギュッと詰まった感じのところが好きだなぁ〜。家庭料理の素朴なおいしさで、寒い夜には気持ちがほっこりします。
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お気に入りの料理は「尾崎牛白モツと近江牛スジの煮込み」(1180円)。あの尾崎牛と近江牛のホルモンって!! テンションあがります。噛むとジュワっと広がる脂は濃厚で甘く、ホルモンならではの食感もよく存在感がありますが、臭みは一切なし。野菜がゴロゴロ入ったベースのスープとの組み合わせなのか、しつこさはありません。これなら丼一杯食べられそう。
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そしてメニューにあると、ついついオーダーしてしまうリエット。こちらはバウムクーヘン豚を使った「バウムクーヘン豚のリエット」(780円)。
※【バウムクーヘン豚】滋賀県で肥育されている豚で藏尾ポークが正式名称。某有名菓子店のバウムクーヘンを食べて育てられるためこう呼ばれるそうです。
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バウムクーヘン豚の特徴なのか、あるいは脂の割合なのか……。なめらかでコクがあり、口溶けがよくてクリーミーとさえ思える食感。赤ワインといただくと止まらなくなりそうです。ピリっときかせた粗挽きの黒胡椒がいい感じです。
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奥に長く伸びる店内は、1階に厨房からつながるようにあるロングテーブルとテーブル席があり、2階席もあるようです。おしゃれでグルメな大人たちが自然体で“ワイワイやってる”そんな雰囲気が居心地のいいお店です。
この日は時間がなくて、メインディッシュをいただけなかったのが悔やまれます。近く再訪しようと思っています。
 

店舗情報

 
 

取材・文(食べ歩き人) 近藤由美 ライター、手作り味噌マイスター

 
 
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