地元ならではの目線が活きている

2018年7月2日、千葉県船橋市にオープンしたのが「食ックダイニング　酒日。」
読み方は、“ショックダイニング　サケビ。”とのこと。インパクト満点のネーミングです。
オーナーの早川さんは、27歳ではじめての居抜き物件での独立。
「仲間と一緒に作り上げています」という、チーム力で着実にお店の常連様を増やしています。

―物件を探し始めてどのくらいでこちらの物件と出会ったのでしょうか。
（早川さん）2018年の3月に前職を退社いたしまして、この物件に出会うまでは4件のみに内見です。5月末に契約をし、7月2日にオープンをしたので、かなり短期間での準備だったと思います。地元なので、土地勘もあるのが強みですね。

―居抜きの状態から内装はどれくらいテコ入れしましたか？
（早川さん）キッチンとカウンターはそのままです。天井のむき出しを黒く塗装したのと、トイレが一つだったのを2つにしました。壁を抜いたりもしたのですが、父親が施工してくれたので、かなり助かりました。

―オープンに際して、大変だったことはありますか。
（早川さん）物件についてではないのですが（苦笑）実は、口コミサイトや各種クーポンサイトなどに勢いで一番高いプランで申し込んでしまったんです。。。。
すぐに、集客に結び付くものではないと気がついた時には、簡単にプラン変更ができず。
絶対にニューオープンの時には無理をしないで安いプランからスタートしたほうが良いと実感しました。

―他に何か販促活動をされたのでしょうか。
（早川さん）はい、ポスティングやランチタイムのビラ配りなど地道な販促活動を続けました。
そのおかげで、売り上げは右肩上がりに推移しています。
その中でもブレイクのきっかけとなったのは、女子会プランですね。かなりお得なプランを用意したことで、女性の口コミがリピートに繋がっていると思います。

―27歳で初めての独立、プレッシャーはいかがですか？
（早川さん）もちろんプレッシャーは半端ないです。でも、今回の独立に際し、集まってくれたスタッフはすべて自分が過去に一緒に働いたことがある友人ばかりなんです。そこが、かなり心強く、どんなことも話合いながら進めているので、チーム力では自信があります。
基本は多数決なので、店名も私の案ではなかったり（笑）

―それは、素晴らしいですね。今はどこの店舗も人材不足で困っていると思います。
（早川さん）本当に、そこは全く困っていないんですよ。幸せ者ですね。
私自身、自分の夢はもちろんですが、スタッフの夢を一緒に叶えていきたいと思っているので、大変なことも有りますが、常にこの先を思って頑張っています。

―現在、お店のお客様の層はいかがでしょうか。
（早川さん）地元の方が多いですね。その中でも“酒日“ということもあり、日本酒好きの方はもちろん来店いただいています。さらに、2時間プロシュート食べ放題（500円）が大好評でして、女性のお客様の来店率が高いですね。

―最後に、今後に向けて一言いただけますでしょうか。
（早川さん）常に、初めて来店いただいたお客様が次に来ていただけるには？ということを念頭において経営をしています。料理がおいしいのはもちろんですが、会話からスタッフのファンになっていただいて、常連様になってもらうには、気を抜いてはいられません！
まだまだこれから頑張っていきます。

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