インスタ映えするサラダレシピとそのテクニック-シリーズ第3弾-
第2弾では「材料のカット+保存方法のテクニック」について、ポテトサラダと焼塩鮭をダイナミックに、そして優雅で贅沢な気分を味わえるトリュフオイルを使ったサラダボウル、「トリュフ風味のまーさんポテトサラダ」のレシピとともにお伝えして参りました。
これまでのシリーズのおさらいはこちら
今回は、「器選び+盛り付けのテクニック」を 秋の味覚、食材をふんだんに味わえるサラダボウル、「秋の収穫祭サラダ-Autmn Harvest Festival Salad-」のレシピとともにお伝えして参ります。
器選びのポイント
サラダボウルの器選びは特に深さとフォルム選びがポイントです。サラダボウルに特に適している円形の深めの器を3種類用意しました。深さがあれば円形に拘る必要はありませんが、円形は一番使いやすく、インスタ映えという点でも、食材の配置がしやすく、真上、斜めからでも、綺麗に見える写真が撮りやすいのもポイントです。
そして、サラダボウルには様々の色彩の具材が入り、食材だけでデザインが仕上がると言っても過言ではございません。食材の彩りをより引き立てるために、デザインはなるべくシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
こちらは、 FlanFlan のサラダ1ボウル(レシピ分量)がちょうど収まる程よい大きさの器です。(大きさ:上面直径20.5cm×深さ6cm×底面直径10.5cm)
サラダだけではなく、パスタや様々なお料理にも使えるのもポイント。縁のブルーによってシンプル&スタイリッシュな中にお洒落さも兼ね備えたデザインです。
こちらはKEYUKAのサラダ1ボウル(レシピ分量)がちょうど収まる程い大きさの器です。クリアで独特なデザインが食材の色味をより引き立ててくれそうです。(大きさ:上面直径 20cm×深さ7cm×底面直径13cm)
こちらの器、一見サラダ、冷たいもの専用に見えて、実は耐熱性に優れているのもポイントなんです。器を新しく購入する際、サラダなど冷蔵向けのものだけではなく、他の温かい料理にも使えるか、耐熱性、電子レンジ、食洗器対応可否かなどご自身のご希望に沿うものかもよく確認して選びましょう。
こちらは、 KEYUKA のサラダ約1/2ボウル(レシピ分量)に程よい大きさです。(大きさ:上面直径16.5cm×深さ5.5cm×底面直径13cm)
量を少な目に作る場合や取り分けにも便利。シンプルかつ、美濃焼の独特の色味、手触り、風合いを兼ね備えたデザインがポイント。煮ものや、グラノーラなど他のお料理や手軽なグラノーラさえも、器ひとつでとてもお洒落に演出することができます。
器が決まったら早速サラダボウル作り
今回のサラダボウルは秋にぴったりな食材をたっぶり集めました。盛り付けのポイントはレシピの後に記載していますので、そちらも是非ご覧くださいませ。
【秋の収穫祭サラダ-Autmn Harvest Festival Salad-】
●材料~1ボールあたり~ (飲食店で取分け提供する場合は3~4人分の量です。)
*カット、調理済み分量
ベース
① ロメインレタス・・・・・・・・・・・・100g (代替え:その他レタス類)
② サラダほうれん草・・・・・・・・・・・20g (代替え:ベビーリーフなど)
トッピング
③ ミニトマト・・・・・・・・・・・・・・80g
④ ホールコーン ・・・・・・・・・・・・40g
⑤ まいたけ、しめじ・・・・・・・・・・・50g
⑥ さつまいも・・・・・・・・・・・・・・65g
⑦ 柿・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g
⑧ 照り焼きチキン・・・・・・・・・・・・110g
*ピンクペッパー 仕上げ飾り用
ドレッシング
⑨ みそごまドレッシング
★みそ 小さじ2と1/3
★さとう 大さじ1/2
★酢 小さじ1
★白ごま 小さじ1 (すりごまでもいりごまでいずれでもおすすめ)
★米油 大さじ1
●下準備/作り方
①②ロメインレタス、サラダほうれん草はひとくちだいにカット(目安2×4)。流水にしばらくつけて水切りをし、保冷しておく。
③ トマトはヘタを取り水洗いしたら2等分にカットする。
④ ホールコーンは開封したら保存容器に移し替える。
⑤ まいたけ、しめじ(各1/2パックずつ)
⑥ キッチンペーパーでさっと表面をふき取り、まいたけは手でざっくりとした大きさにさく。しめじも石づきを切り落とし手でざっくりとした大きさにさく。油を少々熱したフライパンで合わせて軽く炒めさましておく。
⑦ さつまいも(中1/2本 おすすめ品種:紅あずま)
さつまいもは洗って皮ごと一センチ幅の輪切りにし1/4のいちょう切りにカットする。水に浸し耐熱ボウルなどに入れラップをし、柔らかくなるまでレンジで加熱し、冷ましておく。(ポイント:水気を残したまま加熱する)
⑧ 柿(中~大1/2個 おすすめ:種なしで熟れすぎていない少し固めぐらいのもの)
柿は皮取り除き、薄くくし切りにカットする。(ポイント:カット後は変色防ぐため輪切りレモンを数枚一緒に置いておく)
⑨ 照り焼きチキン
材料:
鶏モモ肉・・・・・・・・・・・・・300g
★しょうゆ(濃口)・・・・・・・・・大さじ2
★さとう・・・・・・・・・・・・・大さじ1
★にんにくすりおろし・・・・・・・1/2かけ
調理手順:
鶏モモにフォークで穴をあけ、★と鶏もも肉をジップロックなど袋に入れて暫く漬け込む。フライパンに油を少々熱し、★の肉を中までしっかり火が通るように、小~弱中火で途中蓋をしながら裏表こんがりと焼く。仕上げに★のタレを絡ませて焼き上げ、冷まして一口大にカットする。
⑩ ドレッシングの材料★を全てボールで和える。
⑪ 下記配置図のようにベースに①ロメインレタス、②サラダほうれん草を器に盛り付け、その上に③~⑧のその他トッピングを盛り付ける。仕上げに照り焼きチキンにピンクペッパーを散らすとより鮮やかに!
⑫ ⑩に⑨のドレッシングをかけて頂く。
●配色
●盛り付けのポイント
・ベースのロメインレタス、サラダホウレン草(または代替えレタス、ベビーリーフなど)はふんわりと器に盛りつける。
・それぞれの具材、彩りがしっかり見えるように菜箸などをつかって、野菜の断面を見せたり角度違いで置いてみたり、柿などは写真のようにスライドして並べるとよい。
・それぞれふんわりと丁寧に盛り付けることを意識してみる。
・トマトは沈みやすいので最後の盛り付け中央の照り焼きチキンの直前に盛り付ける。断面の部分を見せるとより写真映えしやすい。
・トップの照り焼きチキンを盛り付ける時は周りのトッピングを潰さないように盛り付ける。
・ピンクペッパーを飾り付ける場合はたまに手で潰しながら散らす。
・ベースのレタスホウレン草が沈んで全く見えなくなった場合は菜箸などで少し引っ張りだすか、予備を少し脇から差し込みベース部分も少し顔を覗かせるように盛り付ける。
・全て盛り付けたらそれぞれの具材の比率や盛り付けのバランスをチェックして、気になる部分は最終バランスをとる。
・インスタ用により写真映えさせたい場合は、サラダに関連するような小物などを飾り付けする。こちらは次回の章でも詳しくお伝えいたします。
●原価目安
いかがでしたでしょうか?飲食店様のテイクアウトに、またおうちでのお料理時間に、参考にご活用いただけましたら幸いです。次回<第4弾>では「インスタ映えする撮影テクニック」についてお伝えしていきます。
Writer 初崎麻衣(Mai Hatsuzaki)
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