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横須賀市の海岸

横須賀市

100年超の歴史を持ち、多くの観光客でにぎわう横須賀市

神奈川県の南東に位置し、三浦半島の中核市として発展を続ける横須賀市。市制115年の長い歴史を持つこの町は、平地が少なく多くの緑を残す豊かな自然と、近代的に発展する部分がうまく融合しています。海、山、町とさまざまな顔を持つ横須賀市の魅力を見ていきましょう。

多くの自然を残す横須賀市

横須賀市は、西に葉山、東に東京湾、北に横浜、西に相模湾があり、市の大部分は標高100~200mの丘陵地ということもあり、東京都心から近い首都圏のなかでも、多くの自然を残しています。

市の歴史は古く、令和4年時点で115年の歴史を持つ市です。江戸時代、現在の横須賀市浦賀に黒船でペリーが来航したことは有名ですが、その後、明治40年に市制が施行され、横須賀市になりました。昭和52年には人口40万人を突破(令和3年時点では約39万人)。神奈川県のなかでは、横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市に次ぐ人口です。

横須賀市を走る鉄道は、JR横須賀線、京急本線、京急久里浜線の3本。駅は、田浦駅、横須賀駅、衣笠駅、久里浜駅、追浜駅、京急田浦駅、安針塚駅、汐入駅、逸見駅、横須賀中央駅、県立大学駅、堀ノ内駅、新大津駅、北久里浜駅、京急久里浜駅、YRP野比駅、京急長沢駅、京急大津駅、馬堀海岸駅、浦賀駅、津久井浜駅、の21駅です。

道路は、東京湾沿いに国道16号線、相模湾沿いに国道134号線の2本の国道が走っています。中央には、横浜横須賀道路があります。駅が多いうえ、市を縦横に走る道路もあることから、都心や横浜はもちろん、千葉へ行くにも便利な町です。

住民でもっとも多い年齢層は、70~74歳、次いで45~49歳、50~54歳、75~79歳とかなり高齢者が多い市といえます。

神奈川県のなかでも有数の公園面積を持ち、ファミリーに人気

横須賀市には大きな商業施設の数はそれほど多くはありません。そのなかでも人が集まる場所でいえば、横須賀中央駅にある「横須賀モアーズシティ」。そして、その隣駅の汐入駅近くにある「コースカ ベイサイド ストアーズ」です。ただ、各地には商店街があるため、日常的なものであれば、遠出の必要はないでしょう。

横須賀市は公園が多いことで有名です。公園面積で見ても、神奈川県全19市のなかで2番目に大きく、小さなお子さんから大人まで楽しめる場所が多くあります。特に相模湾に面した「くりはま花の国」では、18,000平方メートルの広大な土地に広がるポピー・コスモス園、ハーブ園、天空の花畑など年間を通じてさまざまな花が楽しめます。ほかにも、プール、バーベキュー、ゴジラの滑り台などがあり、家族で楽しめるレジャースポットです。

また、東京湾に面した「観音崎公園」では、美術館や日本最初の洋式灯台、そして、その周辺には海水浴場や自然博物館もあり、多くの人でにぎわっています。さらに東京湾に面した地域では、「横須賀市港湾緑地 海辺つり公園」、「うみかぜ公園」など釣りを楽しめる公園もあり、釣り好きな人にとっても楽しめる町といえるでしょう。

横須賀市は、ほかの市に比べ、大型商業施設が少ないものの、観光地として多くの人が集まるため、観光客相手の飲食店や土産などの需要は高いかもしれません。また、地元の人向けとしては、高齢者向けの雑貨、飲食なども可能性があるのではないでしょうか。

観光客向けや高齢者向けサービスに出店のチャンスあり

エリアによっては交通が少し不便な場所もありますが、その分、それを補完するためのサービスを考えられれば、新たなビジネスのチャンスが生まれるでしょう。また、公園が多く家族連れ向けのサービスや観光客向けのサービスも大きなチャンスが残っています。飲食店だけではなく、アイデア次第でさまざまな可能性がある町だといえるでしょう。

横須賀市のエリア

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